🇯🇵🇺🇸🌍株式相場まとめ(1/8〜1/12)

🇯🇵日本株

⚪︎日経平均株価が35,000円を突破。
 ・
新NISAや海外投資家の日本株買いが大きな要因
 (中国人投資家の流入も大きい)
 ・円安やPBR1倍割れ企業が多く割安と判断された点や経済の強さを再認  
 識されての買い。
 ・日経大幅高の割に上昇銘柄数が40%以下と少ないことが懸念点。

⭕️日経平均:35,577.11円 先週比:+6.59% 
⭕️TOPIX :2,494.23円 先週比:+4.21%
⭕️グロース250指数:704.00
⭕️10年国債利回り:0.591% 先週比:-3.24%
⭕️ドル円:144.910円 先週比:+0.23%
⭕️日経VI:18.46 先週比:+17.6%



🇺🇸米国株

⚪︎先週下げでいたNASDAQとS&P500は、反発して上昇。
 ・CPIは予想を上回ったが、金利と株価に大きな影響はなし
 ・市場予想の3月利下げ期待も大きな変化なし。


⭕️ダウ平均:37,592.98ドル 先週比: -0.31%
⭕️NASDAQ:14,972.76ドル 先週比:+3.09%
⭕️S&P500:4,783.83ドル 先週比:+1.84%
⭕️ラッセル2000指数:1962.5 先週比:-0.33%
⭕️2年国債利回り:4.148% 先週比:-5.80%
⭕️10年国債利回り:3.943% 先週比:-2.55%
⭕️ドル指数:102.438 先週比:+0.00%
⭕️VIX指数:14.60 先週比:+2.46%
⭕️強欲指数:71 GREED 先週:74 GREED
⭕️金:2,053.6 先週比:+0.05%
⭕️WTI原油:72.76 先週比:-1.61%




🗞️経済まとめ


🇯🇵日本経済


⭕️11月実質賃金

 前年度月比:-3.0%
 ・20ヶ月連続の減少で7ヶ月ぶりの大幅な減少率
 ・名目賃金の伸び悩み(+0.2%)が要因
 ・日銀の正常化観測後退の新たな材料となった。



⭕️東証の株式時価総額、アジア首位返り咲き

 ・東京証券取引所に上場する株式の合計時価総額(ドル建て)が11日、中
 国の上海証券取引所を上回った。
 ・中国経済への警戒感から日本へのマネーシフトが逆転に繋がった。
 ・海外投資家の「中国重視・日本軽視」の潮目が変わった可能性。
 ・要因は中国政府の民間企業に対する締め付け。(不動産業界やゲーム業
 界への対応)



🇺🇸アメリカ


⭕️🇺🇸消費者物価指数CPI

 ⚪︎CPI
 【前年比】
  結果:+3.4%
  予想:+3.2%
  前回:+3.1%
 【前月比】
  結果:+0.3%
  予想:+0.2%
  前回:+0.1%

 ⚪︎コアCPI(食品・エネルギーを除く)
 【前年比】
  結果:+3.9%
  予想:+3.8%
  前回:+4.0%
 【前月比】
  結果:+0.3%
  予想:+0.3%
  前回:+0.3%

 ※住居費の伸びが依然として大きく、医療サービスも上昇傾向。



⭕️🇺🇸新規失業保険申請件数(1/6までの週)

  結果:20.2万件
  予想:21.0万件
  前回:20.2万件



⭕️🇺🇸失業保険継続受給者数(12/30までの週)

  結果:183.4万件
  予想:187.0万件
  前回:185.5万件



⭕️🇺🇸生産者物価指数(PPI)

 ⚪︎PPI
 【前年比】
  結果:+1.0%
  予想:+1.3%
  前回:+0.9%
 【前月比】
  結果:-0.1%
  予想:+0.1%
  前回:+0.0%

 ⚪︎コアPPI
 【前年比】
  結果:+1.8%
  予想:+2.0%
  前回:+2.0%
 【前月比】
  結果:+0.0%
  予想:+0.2%
  前回:+0.0%



⭕️米国の輸入相手、中国が17年ぶりに首位外れる

 ・米国のモノの輸入に占める割合で2023年に中国が首位を外れる見通し。  
 (前年比で約20%減少)
 ・年間ベースでメキシコに抜かれる見通し。



⭕️米国の社債発行が急増、金利低下が追い風

 ・1月の投資的確債発行規模は1600億ドルに及ぶと推計され、月次ベース
 で22年3月以来(約1700億ドル)の高水準。
 ・利下げ観測で調達金利が低下したことが要因。




🌍世界経済


⭕️米証券取引委員会(SEC)、ビットコインの現物ETF承認 11日から取引開始

 ・暗号資産ビットコインについて、現物投資型の上場投資信託(ETF)の
 上場申請が承認された。
 ・これにより暗号資産交換所を経由せず、証券口座で売買できるETFを通
 じて、ビットコイン購入できる。
 ・ETF承認を受けて、ビットコイン価格は一時4万7000ドル台に乗せた。



⭕️世界半導体売上高が1年ぶりに増加、需要回復の兆し

 ・ここ1年、スマートフォンなどの需要鈍化などにより苦戦を強いられて 
 いたが、人工知能(AI)などの新技術を背景に需要が回復。
 ・半導体工業会(SIA)によると、11月の半導体売上高は480億ドル(約7
 兆円)で前年同月比5.3%増加。前月比では2.9%増。
 ・売上高を牽引したは、中国で前年同月比7.6%増、米州3.5%増、日本は
 2.8%減少。



⭕️世界銀行 24年の世界経済成長率は2.4%に鈍化

 ・23年の成長率は推計で2.6%、24年は2.4%と3年連続で成長率が鈍化す
 ると予想された。
 ・住宅ローン金利や企業向けの貸出金利の上昇といった金融引き締めの影
 響や、地政学リスクを背景とした世界貿易や投資の低迷が経済の重しにな
 ると判断。

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