スマホに依存したくない、でもスマホを悪者にしたくはない
スマホ依存をやめたい
前々から、スマホ依存だなと思っていたが、
それが育休にはいってからさらに加速してしまった。
授乳、寝かしつけ、遊びを見守る時間・・・
親業は待機時間が長すぎる。
巷では帰ってきた旦那がスマホばかり見ているという
妻の怒りがあふれているが、
その怒りが心にグサグサ刺さってしまった。
子どももそろそろ自我が芽生えそう、ということで
さすがに本腰を入れてスマホ依存から脱却しようと
思い至った。
スクリーンタイムを減らそうとすると、
数字にとらわれすぎて心が折れそうだったので、
SNS(X、Instagram、note)と、マンガ・ゲーム系のアプリに
絞ってやってみることにした。
入れたアプリと効果
一つ目は、「スマホをやめれば魚が育つ」というアプリ。
タイトルの通り、特定のアプリに制限をかけて、
その時間で魚を育てていくゲーム要素を持ったものである。
制限する時間と休憩時間を交互に挟む仕組みで、
1時間に10分程度アプリを見られるように設定している。
魚が育っていく姿を見るのは思ったより楽しい。
ただ、休憩時間が終わるとアプリは制限されるのに、
アプリ上のスタートボタンを押さないと魚が育たないのが
ちょっとめんどくさい。
もう一つは、「時もち」というアプリ。
さらに制限が強いアプリで、制限をかけているときに
ロックを解除しようとすると、100円寄付しなければならない。
損することを嫌う心理を利用したアプリで、
私はこれでSNSの上限時間を決めている。
非常に役立っているが、アプリごとに使用時間を決められないのが
少しネックだったりする。
ちなみに、開発者の方がnoteでアプリの情報を書いてくれているようだ。
制限してみた感想
正直、スクリーンタイムは大幅に減っていない。
一番使っていたときに比べて1-2時間減といったところか。
アプリを制限しても、暇なことに変わりは無いから、
違うアプリを使ったり、電子書籍を読む時間に変わっている。
でも、SNSから離れてみると前より頭がクリアになった。
人の思考に自分の思考を奪われていたんだな、と恐ろしくなった。
それでもスマホは悪くない
スマホ依存と言われるとき、スマホの悪い面ばかりが取り上げられる。
それはよくわかっているのだが、私はスマホを悪者にしたくない。
仕事でメンタルがやられている時に笑えたのも、
面会制限中の病院で、両親に子どもを見せられたのも、
ママ友が初めてできたのも、
全部スマホのおかげだったから。
いい距離感を保って、スマホと仲良くしていきたい。
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