ユリゴコロ 感想
沼田まほかるさんの作品はこれしかよんでいない(と思ったら、アミダサマは読んだことだけありました。とはいえ、内容も感想ももう記憶にはない💧ので、そういうことに…)のですが、イヤミス?????
イヤミスの女王と名高い沼田まほかる作品、そのつもりで読み進めていったらめっちゃハッピーエンドじゃないですか。
先に原作を読んでから映画も観た(アマプラ)のですが、原作の方がハッピーエンド感強いです。
映画もまあ、ハッピーエンドではあるけれど、原作にあったどんでん返しのくだりが映画では薄まってるからか、ハッピーエンド感も薄まってました。
文庫の帯には「人殺しの私を、愛してくれる人がいた。」が引用されていましたが、わたしにとっては母性の愛情物語でしたね。
母性の性善説、母性の絶対的な愛情の感じが正しすぎて気持ち悪くもあるのですが、そこはイヤミス風味にいい感じにカバーされてました。