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クリエイターとしての話

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自分自身の創作活動に関する話から、誰かの創作に役立つかもしれない考え方まで、色々と書いています。
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2022年3月の記事一覧

己の完璧主義と戦う〜同人誌刷り上がりました〜

先日の記事で言っていた同人誌が刷り上がりました。 先日の記事↓ 若かりし頃あこがれていたB5オフ本ですよ。しかもPP貼り加工付き。 表紙が想定していたより濃くなっていてびっくりしたけど、この2年ずっと画面上だけで見ていたものが紙の本になるのは感慨深いものがありました。 が、刷り上がったものをチェックすればするほど気になるところが見えてくる!! ぐうう…… 私は創作に関しては本当に超弩級の完璧主義者で、だからこそ10年もこの作品を描けずにいたんですけど、やっとその完璧

家で出来るアーティスト・デート〜レトロゲーム編〜

アーティスト・デートとは、創作活動を活発にさせるために「子ども心を取り戻す」遊びのことを言います。 創作活動に限らず、仕事・人間関係・人生全体において必要なアイデアを生み出しやすくなります。 先日、アーティスト・デートについて解説した記事を書きました。  ↓ 私にとってのアーティスト・デートは基本「外に出かけること」ですが、実は1歩も外に出なくともアーティスト・デートをすることは可能です。 「まるで子どもに還れたような気持ちになる」ことが重要なので、外に出かけることは大

人物イラストに自信のなかったわたしが人物イラストを描き続けられる理由

オリジナル記事掲載日:2019年12月16日(一部加筆修正しました) プロのイラストレーターとして 活動を始めて早11年目、 猫イラストやミニキャラに 定評のあるわたくしですが、 最近はふつうの人物イラストを 多めに描いています。 ずっと人物イラストに 自信のなかった私が、 なぜ人物イラスト作品を 展示会に出したり、 SNSに上げるのか? なぜ人物イラストを 描き続けられるのか? 今日はそんなお話を書いていきます。 * * * 「なぜ人物イラストを 描き続けるのか

中高生の時ぶりくらいに夢中になって同人誌作った。

中高生の時の情熱を取り戻すのって大事だな、と思いました。 どうも、フリーランス・イラストレーターを始めて10年くらい経つのに、ここ最近ひたすら同人原稿(一次創作)を作っている人間です。 もともとデジタル配信用に描いていた漫画をわざわざ印刷用に加工し直しているので、めちゃくちゃ面倒臭かったです。しかも52P本って。アホかと思った。でももうほとんど終わりました。 同人誌は4年前(2018年)に作りましたが、その時は同人イベントに出なかったんですよね。同人イベントに出るのは多

恋人が遊びに行くと情緒不安定だったが、快く送り出せるようになった話

オリジナル記事掲載日: 2020年 10月 10日  (アイキャッチ画像は今日描き下ろしました) 今年(2020年)の初め頃、 パートナーが夜に遊びに行くのが 耐えられなかったのですが、 今日は快く送り出せました。 気持ちが冷めたわけじゃなくて(笑)、 自分が好きなことをやり始めたからです。 * * * 9年ぶりの自主的な連休を取りましたが、 初日は特に 「いつもの休日」と変わりませんでした。 ひとつ大きく変わったことは、 パートナーが半年ぶりくらいに 「今夜ちょっ

やりたい事ができない人への本「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」

オリジナル記事掲載日:2019年8月3日 「人生を変える出会い」というのは 人なり物なり誰にでもあるもので、 わたしにとって、 そういう出会いの一つとなったのが 本日ご紹介する本です。 「ずっとやりたかったことを、 やりなさい。」 わたしはこの本に出会えたお陰で、 描きたかったものを 恐れず次々描けるようになり、 まさに“ずっとやりたかった” カウンセラーにまで なることができました。 (2022年3月追記: あわせて、小学校の頃からの 夢だった「漫画家」も 名乗れるよ

同人誌の表紙にめちゃくちゃ迷走する

今度の4月、ウン年ぶりに同人イベントに出るので、自作漫画(一次創作)の同人誌を出そうと思っています。 あ、この漫画です。 0話と1話は無料で全ページ読めますのでよろしくお願いします。  ↓ (pixivとニコニコ静画なら仕上げ前だけど無料で全話読めます) もう本当にこういった感じの同人誌出すのも何億年ぶりなので(※サバを読んでいます)、本文入稿から表紙作成まで完全に手探りです。 特に表紙には気合が入っています。 なぜかというと、こちらの記事↓で「同人誌は表紙が命」と書

創造性(創作意欲)を高めるアーティスト・デートとは一体何なのか

オリジナル記事掲載日:2019年8月15日 イラストレーターや 小説家・漫画家など 創作をする人はもちろん、 一般的な会社員にも効果のある 【創造性・発想力を 高めるための遊び】 ……それが、 アーティスト・デートです。 創造性・発想力が高まると 創作意欲や能力だけでなく、 人生を生き抜く上での 画期的なアイディアや 仕事や対人関係を円滑にする アイディアが浮かびやすくなります。 多くの大人は、 「自分を遊ばせる」とか 「自分を楽しませる」ことが苦手です。 だからいい

イラストレーターになりたい人は、メンタルを鍛えた方がいい5つの理由

オリジナル記事掲載日:2021年4月19日 絵描きに限らず芸術系の人は メンヘラくらいの方が いい作品つくれる、みたいな 誤解がある気がします。 本日は、4年前に精神疾患を 克服した人間が、 「これからイラストレーターに なろうという人は、メンタルを 鍛えた方がいいと思う理由」 を書いていきます。 * * * 実際、精神が不安定で 大作を作る人やプロとして やっている人もいるのですが、 メンヘラだから いい作品つくれる訳じゃない と思うんですよね。 だって本当にそう

無意識に「趣味」を「レベルが低い」と思い込んでいないか

オリジナル記事掲載日:2021年4月25日 すごく衝撃の気づきを得て、 文章にするより 漫画がいいやと思ったので 漫画にしました。 まずは読んでください。  ↓ 人によって「趣味」という 言葉の定義って違うと思うけど、 よく聞く 「趣味“で”いい」とか 「趣味“なんか”で やっていくのは嫌だ、 仕事にしたい」 っていうのは、 要するに、「趣味」が 低い位置にいるからでは ないかな……と 思ったわけです……。 「趣味」という言葉そのものに、 クオリティが低くていいとか