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豆ご飯とコミュニケーション

もう6月も終わろうとしています
皆さん「豆ご飯」って知っていますか?給食で出て、嫌だったという思い出がある方もいるかもしれません。グリーンピースごはんというイメージですよね。ただ関西に来て驚いたのは、美味しい豆ご飯があることです。このまめはグリーンピースでなく「うすいえんどう」という種類の豆です。見た目はグリーンピースなのですが、調理すると苦みや臭さは全くなく、ほくほくして、とても美味しいのです。残念ながら、この豆は生産量が少なく、西日本の一部にしか流通しないのだとか。
先日、東京に行く用事があったのでこの豆をお土産に持って、料理好き、得意の3人に渡しました。念のため、豆ご飯の作り方のレシピも連絡しました。

その翌日、一人からは「豆ご飯作ったよ~おいしい。どうもありがとう」というメッセージが、豆ご飯の写真と一緒に送られてきました。ああ、良かったと思うと同時に、何か物を頂いたら、こんな風に連絡したいなと勉強になりました。
数日後、別の一人からは水煮にした写真と「煮てみたけど、黄色い。これ大丈夫?」と一言のみのメッセージが来ました。うすいえんどうは2月末から5月初旬と、春に出回ります。持って行った時期はそろそろ終わる時期で、旬のペパーミントグリーンよりは、ピスタチオグリーンのような黄色味を帯びている。もちろん、食べるには問題なく、大丈夫なのですが、その知人からは、ややお怒り気味のメッセージ…物を差し上げるとき、特に生ものを送るときは、品物の品質をきっちり管理しなくてはと思いました。また、逆に物を頂いたとき、その品物が「あれ?大丈夫?」と思うような場合、どんな風にしたらいいのかと考えてみました。もちろん物自体嬉しいのですが、私は相手が私の事を考え、時間を割いてくれたという事実と気持ちが何より嬉しい。なので、お礼だけで済ますかなと思いました。
そして、もう一人ですが、その後何も連絡無く、です。でも私は、喜んでくれたら嬉しいなと思い、相手の都合を考えず「勝手に」お土産を渡しているので、反応があっても無くても、何とも思いません。ただ、自分の場合だったら、と、これまた考える機会になりました
 
もう季節は初夏から夏になろうとしていますね。来年のうすいえんどうを使った豆ご飯の時期に、どんなコミュニケーションできているか、我ながら楽しみです
 

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