はじめに
”恥の多い生涯を送ってきました……”
そう始まる人間失格
歴史に残る名作を前に
畏れ多くも、他人のような気がしてならない、、
そう感じております。
今、私は真面目な振りをして人間らしい生活を送っていますが
どうも私の根底には、それを演じている自分がいるのです。
振りがやがて、板について、私の見掛けを取り繕っていますが
根っこの部分では、悶々とした気持ちを抱える自分がいます。
他人と比較して、どうこう書き綴る気は滅相ございませんし
ましてや、不幸自慢をする気も毛頭ございません。
半世紀にも満たない短い人生ではありますが
いつか世を去った後を考えると、
皆様にお伝えした方が良いこともあるのではないかと思い
こうして、書き始めるに至った次第です。
いつまで続くかはわかりませんが
続く限りは続けていきますので、よろしくお願いいたします。