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家族でも分離

私の母は常に家族のためだけに生きています。

自分のことは一番最後。


例えば食事の時。

みんなの配膳をして一番最後に食べ始める。

その直後に父の食事が終わり、

お茶の準備で食事は中断。

お茶を出し終わった頃には、母の食事は冷め切ってる。


私が帰省した時はお母さんは食べてって手伝うけど、

普段はそんな感じで、

ご飯をあまり食べていません。


私が小さい頃から、常に家族第一優先で、

やりたいことも全て我慢。

これじゃ自分の人生を生きてない。


だから私はいつも

「お母さんは自由にやっていいんだよ」

そう言ってました。


先日、母が一人で出かけられるようにと

祖母の介護のヘルパーさんを頼むことを提案しました。

でも母は全く乗り気じゃない。

「おばあちゃんは人に触られるのが嫌だから。」

で会話が終わりました。


そこで気づいたんです。

あぁ、私は母の課題に首を突っ込んじゃってた。


母が自分の人生を主役で生きるかは母の課題。

私は決められない。


誰の課題なのか分離が必要。

解決できる課題は自分のものだけ。

家族みたいに関係が近いと余計に難しいけど、

分離しないとお互いが幸せになれない。


私が母にできることは、そっと見守り、

母が何かしたいと思ったら全力で応援すること。

踏み込まず、突き放さず、一番近くで見守る。

家族だからこそ分離。忘れずにいよう。


これを読んでくれた方が、

少しでも明るい気持ちになれますように。


#人生脚本 , #ご喜楽に , #人生楽しく , #最近の学び , #エッセイ


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