私が思い描いた脚本②
6歳までに書くという人生脚本。
私はどんな脚本を書いたのか、
思い返す2回目。
私はとにかく負けず嫌いでした。
常に誰にも負けたくない。
「えみ、人生は競争だよ。
休んでると負けるんだからね。
頑張れない子はうちの恥だよ。」
祖母からずーっと言われ続けた言葉。
少しでも負けたら、
誰にも認めてもらえなくなる。
だから競争だけの脚本を描いた。
中学校の時まで、常になんでも1番。
周りはみんな敵だったから、
自分よりも弱い子としか友達になれなかった。
人間関係が広がり始めた高校から、
私の歯車は崩れ始めた。
それまでの努力では1番になれない。
1番じゃない私は価値がない。
私は落ちぶれたんだ。
そう思うと一気にやる気が失せて反抗期に突入。
髪の毛をほぼ金髪に染め、
ヤンキーと付き合い始めた。
誰も私のことをわかってくれない。
わかってくれるのはヤンキーの彼だけ。
落ちぶれたっていい。
こうして私は”落ちぶれた人”のレッテルを
自分自身に貼った。
競争の脚本で戦えなくなると、
落ちぶれることでしか存在できなかったんです。
誰しも上手くいかず、
もういいやって自暴自棄になることはあると思う。
でも自分はダメだ、落ちぶれた、なんて思わなくていい。
私は最近、自分の中に種を見つけました。
何にでもなれる種。
自分の力を信じれば、私たちはなんでもできる。
だから怖がらないで自分を信じよう。
種をどう見つけたのかはまた今度。
これを読んでくれた方が、
少しでも明るい気持ちになれますように。
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