”腰痛を予防する”ために必要な”三つの視点″について考える
こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日のテーマは「”腰痛を予防する”ために必要な”三つの視点″について考える」です。
※本noteは毎週水曜日発行となります
寒さが一段階進んだ感じがする今日この頃です。
空気が冷たく、乾燥してきましたね。
そして、11月も残り半分を切りました(^_^;)
しっかりと今年のタスクを完遂していきましょう。
そんな今回は「腰痛予防」について記していきます。
・腰痛予防と柔軟性
腰痛を予防するために重要なポイントとして、
「股関節周りの柔軟性」
が挙げられます。
一番有名なのが「股わり」ですね。
「股わり」は言わずと知れた「腰痛が出にくい目安」のひとつです。
しかし、「股わり」よりも先に重要になってくるのが、、
「長座体前屈」
です。
「長座体前屈」が柔らかいとなぜ腰痛に良いかと言いますと、
・骨盤の代償動作が減る
・骨盤が後傾しにくくなる
などが挙げられます。
つまり、長座体前屈が柔らかいことで腰の負担が少なくなるということですね。
長座体前屈によって、
「太ももの裏面(ハムストリングス)の柔軟性」
を獲得した上で、股わりによって
「薄筋の柔軟性」
「内転筋群の柔軟性」
を獲得できるとさらに腰の負担が減り腰痛予防になります。
「長座体前屈ペッタ~ン」+「股わりパッカ~ン」
が重要ということですね。
寒い時期は腰痛も増えますので、まずは上記の柔軟性の獲得を目指しましょう(^^)
・股関節の動きと腰痛の関係性は〇〇!?
前述した股関節の可動域をみる際の目安となるのが以下です。
・股関節の屈曲 → 125度
・股関節の内旋 → 45度
・股関節の外旋 → 45度
この動作が「かたい」もしくは「代償動作あり」になってしまうと、
「可動域NG」=「股関節の動きが悪い」
ということになります。
そうなると、
→股関節の動きが悪い
→代償動作で他の部位に負担がかかる
→腰痛やひざ痛の発生
という負の循環が起こるわけです。
特に「デスクワーク」の多い方は股関節の「屈曲」の動きが悪い傾向があります。
これは座り姿勢を長時間継続することで「腸腰筋」が機能不全を起こすためです。
また、「横座り」や「割座(女の子座り)」をしている方は「内旋・外旋」の動きが悪かったり、左右差が出てしまったりしやすいです。
腰痛が気になる方は、自身の「股関節」の動きが正常かどうか、NG座り姿勢をしていないかどうか、この機会に確認してみると良いと思います。
・〇〇の動きが重要!?
腰痛の原因が「腰」ではなくその上下(股関節、胸椎・胸郭)であることが多い旨は何度も記してきた通りです。
股関節については前述しましたので、ここでは「胸椎」について記していきます。
脊柱(背骨)は33~34個の椎骨および椎間円板からなっています。
椎骨は7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎、5個の仙椎および4~5個の尾椎に分類されます。
一個一個の骨(椎骨)が繋ぎ合わさって出来ているということですね。
この中で「腰椎」はスタビリティ関節(安定に適した関節)なのに対し、「胸椎」はモビリティ関節(可動性に適した関節)と言われています。
そして、「頸椎」はスタビリティ関節なので
「脊柱に動きをつける」ことは「胸椎の動きをよくする」こと
とほぼ同意語になります。
ここがすごく重要で、多くの方が「胸椎の動きの悪さ」が原因で痛みが出ています。
「脊柱の動きを良くする」 = 「胸椎の動きを良くする」
ことで腰痛が改善されるケースも多いですので、改善策の一つとして頭に入れておくと良いかと思います。
・まとめ
今回は「”腰痛を予防する”ために必要な”三つの視点″」について記していきました。
今回の視点のみではまだ不十分ですが、大まかな予防にはつながると思います。
まずは大枠で捉えて、基礎から固めていけると良いと思います。
基礎ができているとその上の土台も安定しますので、痛みが出にくくなる可能性が高まります。
何事も基礎が大事ですね(^^)
今回の内容が少しでも何かのお役に立てていれば幸いです。
以下のブログでは、こうした健康豆知識を毎日更新しておりますので、是非ご覧になって下さい↓↓↓
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m