気力の低下は脳の病気でもある
好奇心がない
何に対しても興味がない、または、なくなった
急な予定変更についていけない
筋道を通して考えられない
目標もなく意欲がわかない
無気力や不安
行動計画が立てられない
こういったことは、どこにでもいそうな人の話でもあり性格のようにも思える。
ただ、こういった人の脳は、満足に働いていないかもしれない。刺激の少なさでいえば栄養不足に陥っている。脳の栄養は刺激だからだ。
加齢とともに頑固になるといわれるが、それは刺激という栄養を脳に送らないので、栄養不足となって病気になる確率は高い。
もしかすると、もう病気かもしれない。
仕事においても、仕事を意欲もなくサボり、貢献しようとしない人は、退職後に困ったことになると予想される。
性格だと思っていたら、病気の兆候だったりもする。脳の病気はすぐに現れないことも多い。痛みもない。
「あれっ何かおかしいぞ」と、「周囲」が思い始める方が先かもしれないのだ。
頻尿や立ちくらみも脳の病気の兆候である。これにも痛みはない。
ひどい低血圧にも脳の病気の兆候としてはある。痛みはない。
「血圧は低いから大丈夫」と言うが、全く大丈夫ではない。
気力はあるのが正常だが、普通過ぎて、誰も関心を示さないが、気力は、その気になって奮い立たせることができれば健康だが、一向にその気配がないと病気に陥っているかもしれないのだ。
「そんなことはない!」という人は、今すぐ気力を奮い立たせてみるといい。
何かに挑戦するなり、何かを探しに出掛けてみるといい。
それがすぐにできるなら病気ではない。できなければどうすることもできない。
そのうちにというのもダメだ。