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『おいしい』パンとは
パンまるです!
梅雨入りして蒸し暑い日々が続きますね。
食欲も落ちて体力を消耗してしまう時期です!
夏バテに気をつけて、しっかり水分や栄養を摂るようにしましょう(^^)
パン屋さんにとっても、夏は食欲低下でパンも売れなくなる頃です。暑い日に「パン食べたい!」とはなかなか思わないですよね。笑
そんな中でもパン屋さんは試行錯誤して、美味しいパンを作り続けるわけなのですが、
『美味しいパン』とは一体なんなのでしょうか?
良い材料を使っているパンでしょうか?
手間暇かけて作ったパンでしょうか?
そこで今回は、
『美味しいパン』について、お話しします(^^)
もちろん、これは私の自論であって正解ではありませんので、ご了承ください!
おいしいって?
「駅前のパン屋さん美味しい!」
「あそこのパン屋さんは美味しくない。」
パン屋さんが増えてきた今、こう言った言葉をよく耳にします。
できることなら、たくさんの人に美味しいと言われたいですよね!
パン屋さんもみんなに美味しいと思われるよう、日々頑張っています。
しかし、同じお店でも
『美味しい』
という人と、
『美味しくない』
という人が必ず存在します。
同じパンを食べているのに、なぜ
『美味しい』『美味しくない』と意見がわかれるのでしょう?
それは、美味しいという言葉の裏に
『好み』という意味が隠されているからなんです。
同じものを食べても、『美味しい』か『美味しくない』かは、『好き』かかで左右されるものです!
美味しさ点数
美味しさを点数で考えてみるとわかりやすいです。
点数が高いほど『美味しい』というパンがあったとすれば、
30点以下の赤点パンは『美味しくない』ですね。
次に31〜69点のパンは『可もなく不可もなく』と言った感じでしょうか。
美味しいというクオリティには達しないパンたちですね。
そして重要なのが次の『70点のパン』です。
ここで初めて『美味しい』という表現が使われます。
100人食べて100人が美味しいと思えるパン。
全員が共通した基準、
・甘い
・ふんわり
・しっとり
・もちもち
などなど、様々な表現がありますが、これがある程度できていれば皆『美味しい』と感じます。
世に出ているパン屋さんは全て70点の合格ラインに達しているでしょう。
では71点以上のパンは一体なんと表現するのか?
ここで『好み』という言葉が使われます。
作り手の『好み』と、買い手の『好み』が一致した時、高得点の『美味しい』が生まれるのです。
作り手が「もう少し甘くしたい」と作ったパンは、甘めが好きな人には「とても美味しい!」と感じるでしょう。
しかし、甘さ控えめな人からしたら、「甘すぎて美味しくない。」となってしまいます。
作り手がこだわり抜いて作ったパンは、もしかしたら多くの人の好みに合わず、美味しくないと評価されてしまうこともあるでしょう。
しかし作り手は、『自分の好み』を貫き、みんなから愛されなくても、一部のファンから『他にはない美味しさ』として強く愛されます。
まとめ
今回のテーマ『美味しいパンとは』で伝えたかったこと。
それはパンに限らず『美味しい』『美味しくない』とはとても曖昧な表現で、自分の言葉で明確に表現するのであれば『好み』か『好みじゃない』かで表すべきだということです。
誰かにお店をおすすめする時、特にあまり好きなお店じゃなかった時は、
「あそこのお店美味しくない。」と伝えるより、
「あそこのお店は好みじゃない。」と伝えてみましょう!
美味しくないというのは、お店の商品を否定する表現になりがちです。
好みじゃないと伝えれば、その人にはハマらなかっただけだと相手にも伝わります。
ちょっとした言葉の違いですが、お店に対する敬意を込めて私は使い分けをしています!
みなさんもぜひ、使い分けてみてはいかがでしょうか(^^)