なぜ私はマクロスやガンダム、ペルソナを履修しないのか
マクロスが今年で40周年らしい。超時空要塞マクロスから始まるシリーズは同じ世界観で何度もアニメ化や映画化されている。近年では「マクロスF」や「マクロス⊿」のアニメの記憶が新しい。
しかし私は近年のマクロスアニメを観ていない。見たいな、とは思いながら、手を出せずにいたのだ。その理由は、”歴史”にほかならない。「超時空要塞マクロス」、「マクロスプラス」や「マクロス7」など、シリーズ発表順が早いものが存在する。それを私は視聴していないのだ。だから、新しいシリーズを見る資格が無いと思っている。
実はこれが「機動戦士ガンダム」や「ペルソナ」などにも同様のことが言える。ガンダムはファーストと呼ばれる初期作品がある。ペルソナでは「真・女神転生」が前作品としてあるし、何なら「女神転生」だってさらに前の作品だ。私はそれらを履修していないため、途中から手を出していない。
おそらくこれは、私自身がシリーズ物を一つの作品として捉えているからだろう。一つの世界観で新しい作品を作る場合、必ず以前の作品が影響する。その影響を捉えるためには、前作品を知っていないといけない。それを繰り返すと、根本まで遡ることになるのだ。そして遡る期間が長ければ長いほど、予習期間が増えてしまい結果として私は最新作を楽しめない。
裏を返せば、私は全力全開で世界観を楽しみたいのだ。自分だけの中で感想を持った上で、次の作品を楽しみたい。それが同一世界線だったら、同じはずなのに心の揺れ動きが変わってくるのを実感したい。そういう思いなおのであろう。
とは言うものの、これまで自分が見てきた作品の前作品を全部見てきたかと言うとそうではない。私の大好きなアニメは「バスカッシュ!」なのだが、きっとこの作品にもいろいろな付随情報があるだろう。DVDなどの特典にしかついていない情報とかもあるだろう。
願わくば、そういった隠し要素を余すこと無く味わいたいものである。
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