記憶とか
小嶋陽菜さんがファンに抱き着かれた、みたいな
ネットニュースの見出しを昨日の朝に見た。
そこから私は気持ちが悪いのが続いている。
理由はわかっている。
その見出しを見て、思い出したからだ。
私は週に1回程度、
朝、お寺まで走っていき早朝勤行に参加している。
前回は、10月27日に行った。
私は今月、仕事が変わったから、休日が変わり、
お寺に行く曜日も変わった。
曜日が変わると人数も顔ぶれも変わる。
もちろん、かわらず毎日来ている方もいるけど。
新しい顔ぶれで早速話す人ができた。
多分、私より10歳くらい年上の50代の男の人。
その人は私が住んでいるところの先に住まいがあるようで
お寺の行き帰りに同じ道を通る。
だから話すようになった。
思い出したのはその人。
10月27日の朝、
お寺から一緒に走って帰ってきた。
私の方が家が近いので
分かれ道でさよならしようとしたら抱き着かれた。
「このままホテル行こう」ってきつく抱き着かれた。
気持ち悪いし怖かった。
「やめてください」「嫌です」を
何度も何度もだんだん大きな声で繰り返し言った。
結果、助かった。
抱き着かれた以外の被害は無かった。
私も46歳だし、
今までいろんなことを乗り越えてきたし
こんなのへっちゃら。
朝からそんなことされるなんて思ってもいなかったから驚いただけ、
こんなのなんでもない、と自分に言い聞かせて終わりにしていた。
でも、その見出しを見て、それが鮮明に甦った。
それ以来、気持ちが悪い。
気持ちが悪いからって
私が、大好きなお寺の早朝勤行に行かなくなる、っていうのは悔しい。
だから行く!と心に誓っているけど
誓うほど気持ち悪くなる。
こんな話すると、
昔なら「自慢してんの」とか言う人いるし
今なら「マウント?」とか言われそうだし
誰にも言わないで自分で抱えている人って、いっぱいいると思う。
それと、今回の事に限らず
何気ないことから記憶が蘇ることも怖い。