こぼこぼ"焼き芋"
みなさんこんにちは!
今日は石川県金沢市の貴重な五郎島金時をご紹介します𖦥
みなさん五郎島金時は知っていますか?
五郎島金時(ごろうじまきんとき)は、日本の石川県金沢市の五郎島地区で生産されるさつまいもの品種のことを指します。
五郎島金時は、加賀百万石の時代に五郎島地区で栽培が始まりました。
地元の農家によって丁寧に栽培されており、地域の特産品としてたくさんの方に親しまれています。
五郎島地区の砂地が、このさつまいもの栽培に適しており、良質なさつまいもを生産するための土壌条件が整っています。
雄大な日本海と緑の山並みを望む砂丘地に広がる五郎島地区は、日本三名山に数えられる白山から湧き出た伏流水に運ばれた砂が集まってできた地。
ミネラルを豊富に含み、水はけがよく、肥料は農薬の使用を控え、有機肥料を使用するなど、環境に配慮した農法が取り入れられています。
特徴としては、皮は赤紫色で、内部は鮮やかな黄色をしています。
味は甘みが強く、しっとりとした食感が特徴です。
加熱するとさらに甘みが増し、焼き芋、天ぷら、スイートポテトなど、さまざまな料理に利用されています。
五郎島金時は、その甘さと品質の高さから全国的にも評価されており、石川県の特産品として知られているのです。
かわにのこだわり。
石川県金沢市で五郎島金時を育ててくれているの農家さんの一人、「かわに」さん。
かわにさんは、我が子の成長を見守るような気持ちで、ひとつひとつ愛情こめて五郎島金時を育てています。
朝は、まだ暗い日の出前に始まり、肥料を足すのか、水をまくのか、その日の作業を決めるのは、すべての畑を回ってから。
葉の色や艶を確認しながらわずかな変化も見逃さないよう一本ずつ苗と向き合い、五郎島金時が今求めていることを見極めています。
農家の手間ひまとたっぷりの愛情は、どこのさつまいも産地にも負けません。
土は、砂丘地ならではのさらさらの土がこっぼこぼの五郎島金時を育みます。
日本三名山の白山を源とする石川県の一級河川、手取川と犀川。
この流れに磨かれた砂が形成した内灘砂丘に五郎島地区はあります。
すくった途端、手のひらからさらさらとこぼれ落ちるほど水はけがよく、小さくもなく大きくもない粒子の土は、さつまいもをやさしく包むベッドとなって、甘くてまるまるとした五郎島金時を育ててくれます。
水は、白山の自然にろ過された清烈な伏流水をたっぷり浴びて育つ。
五郎島地区では、日本酒造りにも使われるこの清らかな水を地下から汲み上げ、さつまいもを育てています。
夏なら早朝か夕方の1日1度、昭和40年頃、全国に先駆けて整備されたスプリンクラーでの散水作業や、水を得た畑一面の緑がキラキラと輝く様子を見ることができます。
かわにの焼き芋
かわにが焼き芋を製造するキッカケは、阪神淡路大震災です。
五郎島金時10tを支援物資として提供しようとしたのですが、さつまいもをふかす場所がなく無駄に終わってしまいました。
この悔しい経験から、「五郎島金時で人の役に立つものを」と思い、平成7年にかわにを設立しました。
商品をそのまま食べることができ、ホクホク感があり、いろんなジャンルの調理に適しています。
さらに袋ごとレンジで温めることも出来る商品ですので、楽チン時短の焼き芋です。
ホクホクした食感は金沢市の地元では「こぼこぼ」と表現しますが、まさにかわにの焼き芋はこっぼこぼの食感と甘さがあり、どこか懐かしい優しい焼き芋です。
もちろん無添加ですので、五郎島金時そのものの味を味わえます。
是非一度、かわにのこぼこぼ"焼き芋"をご賞味ください!