読書感想文(55)井上堅二『バカとテストと召喚獣6.5』
はじめに
夏に読んでいたバカテスの続きを読み始めました。読書感想文は5巻まで書いていて、6巻は読み終えたまま感想文は書いていませんでした。今更書くのもなーと思ったので、ちょっと気持ち悪いですが6.5からの再会です。
感想
やっぱり面白かったです。バカにバカを重ねるのが面白いです。えっと、他に何か感想を……と困るくらい、面白いに尽きます。でもまあ他の巻に比べたらちょっと笑いどころが少ないかもしれません。あくまでも他の巻と比べてですが。
ただし最後の雄二と翔子の話は、普通にめっちゃ良い話なんですよね。バカテスって時々こういう胸にじーんとくる話があるところも好きです。私が一番好きなのは10巻か12巻だったか忘れましたが、雄二と明久が手を組むところです。うろ覚えの記憶では「あとは任せた!」みたいな感じでハイタッチします。こう、今まで争っていた二人が協力するシーンっていいなぁと思うんですよね。最近コードギアスを観て、ルルーシュと枢木が敵ながら協力したシーンで胸が熱くなりました。
高校生の雄二は腕っぷしが強いイメージがありますが、その原点はきっとここなんだろうなぁと思います。はー、いいなー、誰かのために強くなれるって。と思ってしまうのは心が年老いたということなのでしょうか。素直な気持ちを持ち続けたい一方で、限界を感じるこの頃です。
おわりに
バカテスは1冊がすぐに読み終わるので、難しい本を読んで疲れた時に読んでいこうかなーと思っています。次は7巻、多分明日か明後日には読み終えていると思います。
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