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「海辺の宿 あまみく」で過ごした夏。

私の夏の思い出。
それは毎夏の沖縄旅行だ。

私にとって、沖縄は世界中のどこよりも一番好きな場所。
そんな沖縄の中でも一番好きな場所がある。
「海辺の宿 あまみく」だ。

沖縄本島北西の今帰仁村にある喧騒から離れたビーチに面したお宿。
室数わずか2室。素敵なご夫婦が経営している。

3年前に初めて宿泊した際、あまりの居心地の良さに惚れ込んだ。
以来、毎夏「あまみく」を訪れた。

今年は生憎訪れることが出来そうにないので、代わりに思い出に耽りながら宿泊記を書いていこう。

見渡す限りの水平線

私は過去3度とも「珊瑚」という名前のツインルームのお部屋に泊まった。(これまたお部屋の名前が素敵すぎる🪸)

部屋に入って最初に驚いたのが、見渡す限りの水平線。
部屋の窓からはエメラルドグリーンに輝く海しか見えない。なんて贅沢。

部屋は和洋室でベッドは無く、小上がりの畳に布団を敷いて寝る。
個人的にこの小上がりの畳の上でゴロゴロしながら、海を眺める時間がお気に入り。

バスルームは海側がガラス張りになっており、湯船に浸かりながら窓いっぱいの海を見渡すことができる。
海はほぼプライベートビーチなので、人目を気にする必要もなし。(カーテンでプライバシー確保も可能)

ベランダにはハンモックを吊るすことができ、ハンモックに揺られながら潮風を浴びて波音を聴くのが、これまた幸せ。

ちなみに「珊瑚」に宿泊すると部屋から美しい夕日も観れちゃうのです。
この夕日を観ながら、スーパーで買った海ぶどうとオリオンビールで乾杯するのが最高に幸。

心身に染み渡る美味しい朝食

あまみくの朝食では海ぶどうやもずく、島豆腐、ジーマーミ豆腐など、沖縄ならではの食べ物を頂くことができる。

地元で採れた食材を使用しているそうで、どれも本当に美味しく、身体が喜んでいるのが分かる。

朝食会場は客室の下の階にあるダイニングルーム。
客室と同じく、見渡す限りの海と水平線を眺めながら朝食を頂くことができる。

大自然を感じながらいただく美味しい朝食。なんて贅沢。

海を眺めながら朝食を食べていると、ウミガメを見つけたりして、なんだかそれはさらに得した気分だった。

この写真に海亀の背中が写っております

宿のわんにゃんたち

「あまみく」には、たくさんの犬猫がいる。

みんな賢くて人懐こくてとってもかわいい。
近づくと撫でさせてくれるし、遊んでくれる。

へそ天かわいすぎる看板犬さんたち
くりくりおめめが可愛い看板猫さん

琉球犬の血が流れているという看板犬のサンゴとビンゴと一緒に散歩もさせてもらった。

最初は思いの外力が強くてびっくりしたけど、最後まで見知らぬ私たちに合わせて歩いてくれてとてもお利口だった。

お散歩させてくれてありがとう〜!

看板猫さんたちも自ら「撫でてくれ~」と言わんばかりに擦り寄ってきて本当に癒された。もはや半分猫カフェ。

犬猫スタッフのおもてなしにも感激!!!

「何も無い」こそが最高の贅沢。

「海辺の宿 あまみく」の周りにははっきり言って何も無い。
有名な観光地も無ければ、コンビニだって無い。
でも、だからこそ、忙しない日常から離れることができる。

時間を忘れて部屋から美しく壮大な海を眺めるも良し。
目の前に広がる遠浅のビーチで心行くまで遊ぶも良し。
沈みゆく夕日を眺めながら時間の流れを感じるも良し。
真っ暗だからこそ輝きを増す星たちに感動するも良し。

ある夜、近くの居酒屋から宿に帰る夜道、真っ暗な世界に煌々と輝く一つの光が蛍だったことを知った時の感動は今でも忘れられない。

何も無いからこそ「あまみく」で過ごす時間はいつも濃くて思い出深い。

どこまでも続く青い空と青い海
いつまでもこの時間が続けばいいのに
線香花火のような真っ赤な夕日
焼けるような夕空
満点の星空(iPhone12クオリティ)

「あまみく」に行きたすぎて、「あまみくに行きたい」が口癖の今日この頃。

次はいつ行けるかな~。

あまみく with 看板犬 サンゴとビンゴ

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