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【バルカン半島旅行記③】「帰りたい」と思わない旅はいつぶりだろう。
< スケジュール >
Day1 : プラハ⇒ドゥブロヴニク(飛行機移動)
Day2 : ドゥブロヴニク(ロクルム島)
Day3 : ドゥブロヴニク⇒コトル(バス移動)
Day4 : コトル
Day5 : コトル(ぺラスト)
Day6 : コトル⇒ドゥブロヴニク(バス移動)
Day7 : ドゥブロヴニク
Day8 : ドゥブロヴニク⇒プラハ(飛行機移動)
Day5 : コトル(ぺラスト)
5日目は午前中から隣のぺラストという町へバスでハーフデイトリップ。
ネットの情報を頼りに旧市街の前にあるバス停(看板は無く道路に”BUS”という表示があるのみ)でバスを待った。
バスを待っている間、隣にいたポーランド人の老夫婦に「ぺラストに行くかい?」と聞かれた。一向に来る気配の無いバスを待ちながら「ここで合っているんだ」と安心した。
20分程度待ってようやくバスが来た。
運賃(現金のみで1人1.5€)を運転手に支払い、乗車。
ぺラストまでは約30分程の道のり。
道中、何ヶ所かのバス停で停まってはたくさんの人が乗り込み、車内はとても混雑していた。
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10時頃にぺラストに到着し、海に面するぺラストの小さな町を通り抜け、海に浮かぶ島「岩礁のマリア教会」を目指した。
町を通り抜ける途中、地元の人と思しき方に「ドーバルダン!(こんにちは)」と挨拶をすると「コンニチハ!」と返ってきて少し嬉しかった。
「岩礁のマリア教会」には一人往復5€の渡し船が出ていた。
たまたま例のポーランド人の老夫婦と出くわし、一緒に島へと向かった。
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島はとても小さく、教会と売店と有料トイレがあるのみだった。
教会の入場料は3€(私たちは中には入らなかった)。
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島の対岸には「聖ジョージ・ベネディクト修道院」という海に浮かぶ修道院がある。(私有地のため上陸不可)
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巷では「紅の豚」でマダム・ジーナが経営する「ホテル アドリアーノ」のモデルとも噂されている。
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神秘的で独特な雰囲気を放つこの島に心を奪われ、数十分の間ずっと眺めていた。まるで絵に描いたような景色。
一時間ほど島で過ごし、町へと戻った。
ちなみにカヤックで島に上陸している人もいた。
その後、「聖ジョージ・ベネディクト修道院」の石浜にカヤックを留めてシュノーケリングをしていて「ぺラストだとこういう楽しみ方もできるのか、ふむふむ」と関心した。
ぺラストはとても小さい町だけど観光客向けのレストランや高級ホテルもあって、道路はホテルの宿泊客の送迎をするゴルフカートがたくさん走っていた。
夫に「次の夏はぺラストで優雅にホテルステイもありだねぇ~」と言ったら、「どうせなら違う国に行きたい」と速攻却下された。
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海辺を散策した後は海沿いのレストランで昼食をとった。
サラダとシーフードプレート(2人前)、ビール2杯を注文し、チップ込みで合計80€。
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ここのシーフードプレート、今回の旅行で一番美味しかったかもしれん。
トマト系のリゾットとイカ墨のリゾットにムール貝、タコ、エビ、イカ、魚とまさに西欧版海の宝石箱だった。美味しいは正義。
ロケーションも最高だったし、静かで優雅で、ウェイターの方も穏やかで、全てが完璧だった。一生忘れられない思い出の食事がまた増えた。
お腹いっぱいになった後は再びバスでコトルへと戻る。
ここで合ってるのかな~と少し不安になりながらも、Googleマップに表示されているバス停へと向かったが、例のポーランド人の老夫婦がいたので安心した。(現在、Googleマップ上は「臨時休業」となっている)
ここでも20分ほど待って現れたバスに手を振り、行きと同様に運賃を支払い乗車した。
帰路は渋滞が続いていて車内は蒸し暑く、まるでサウナ。
めちゃめちゃキツかった。
無事にコトルに着いた後、何かとご縁があったポーランド人老夫婦に別れを告げ、エアビーに戻り、急いで水着に着替えて海へ。
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ローカルの人たちに紛れながら海で泳いでたくさん太陽を浴びた。
平日にも関わらず昼間から海辺で泳いだり、日光浴したり、本を読んだりしながら過ごす人たち。どういう生活送ってんだろっていう気持ちと羨ましい気持ち。いずれにしても私の夢であることに違いはない。
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陽が沈んだ後、エアビーに戻り、シャワーを浴びて夜の旧市街へと繰り出した。
夕飯がてら1切れ3€のピザを食し、旧市街や海沿いを散策し、コトルでの最後の夜に浸った。
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(ブルーバイユーレストラン)
っはあー、コトル最高だったな。大好きになっちゃったな。
Day6 : コトル⇒ドゥブロヴニク(バス移動)
コトル最終日は13時発のバスでドゥブロヴニクへ戻る。
10時にエアビーをチェックアウト後、バスの時間まで旧市街で休憩したり、猫見たり、お土産屋さんを巡ったりしながら時間を過ごした。
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夫チョイスのド派手ポストカード(0.5€)と
一目惚れしたピアス(10€)
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15分程前にコトルのバスターミナルに着いたが、既にたくさんの人が待っていた。
往路と同じドライバーで私たちの顔を見た瞬間「荷物預けろ」と言われた。しかも今回は2€取られた(なんで?w)。
面倒だし、何より嫌な思い出にしたくないので「まあいっか」で済ませた。
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国境は往路よりも混雑しており、クロアチアの入国に30分以上待った。
出発から3時間半ほどで無事にドゥブロヴニクに舞い戻った。
ドゥブロヴニク後半のエアビーは旧市街のブザ門付近にとっていた。
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メインバスターミナルからバスで旧市街へと移動し、一旦エアビーに荷物を置いて、再度バスで市内のTOMMYというハイパーマーケットに食材を調達しに向かった。
シリアルや牛乳、ビール、野菜、フルーツなどを買い込んだ。
店内にはデリコーナーがあった。ショーケースにはペンネやリゾット、サラダなどが並んでおり、イカ墨リゾット(1€/100g)、チキンカツ(1€/100g)、サラダ(2€/100g)を注文した。値段の記憶は曖昧、とにかく安い。ほんでデリコーナーのおばちゃんが優しかった。
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エアビーに戻って早速購入した惣菜を実食。
感想:めちゃ美味い。普通に美味い。惣菜文化に感謝。
イカ墨リゾット:マイルドな優しい味。もち麦を使用していてヘルシー。
チキンカツ:サクサクで程よい塩加減。ビールに合う。
サラダ:チーズが濃厚。日本のデパ地下なら463円/100g。
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この黄色いラベルのクロアチアビールも
フルーティーで美味しかった!すき!
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物価鬼高のドゥブロヴニクで食費を節約したいなら、スーパーのデリを全力で勧める。
ちなみにTOMMYのお隣の「Studenac Market」にもデリコーナーがあった。
夕食を済ませた後は夜のドゥブロヴニクの旧市街をお散歩。
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ここでも夫が猫トラップにハマってしまってなかなか足が進まなかった。
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「帰りたい」と思わない旅はいつぶりだろう。
旅を全力で楽しんでいる自分に気付いて嬉しくなった夜だった。
旅の様子はvlogとしてYoutubeにもアップしています🪼