中国のなまえ
中国出張が増えたが、中国語レベルは先輩方の足元にも及ばない。
せっかく現場のおばちゃんが話しかけてくれるのに、「听不懂」になることしばしば。
あぁ、くやしい。
そんな私が、負けじと使う作戦がある。
「你叫什么名字?」
弊社の諸先輩方は、なぜか現場のおばちゃんたちの名前を聞かない。
QCのおばちゃん、など代名詞的な覚え方しかしないのである。
ここに私はひっそりと不満をいだいていた。
だって、失礼なんだもん。
ということで、少しでも現場のおばちゃんたちと仲良くなるために、編み出した秘策が「你叫什么名字?」である。
中国語の教科書でも、必ずと言っていいほど書いてあるこのフレーズ。
コミュニケーションを取るにはうってつけ。
※個人の感想です。
ただ、発音とピンインと漢字が結びついていないため、基本的には書いてもらうのだけども。
簡体字だとわかんね…となることしばしだが、あとから調べてみるとこの字だったのか!!と感動することもしばしば。
コミュニケーションの手段としてだけでなく、プチトリビア的な発見があっておもしろい。
例えば…
勤(noteでは正規の簡体字が表示できなかった…)
笑顔がすてきなおねえさんのお名前に、この字が使われていた。
なんか堅いな、と思っていたが、フルネームでGoogle翻訳にかけてみると
琴
の字に変わった。
なるほど!!
合っているのかわからないが、琴の字になると可憐な雰囲気になり、おねえさんにぴったりだ。
他には…
收
発音聞いても、書いてもらってもいまいちピンとこなかった。
こちらもGoogle先生にお願いすると、
寿
になって帰ってきた。
なるほろ!!!
お上品なおばさまにかなりマッチした。
明日はあのおじさんに、名前聞いてみよーっと。
正しい学びにはなっていないかもしれない。
でも、興味のきっかけにはなると思う。
中国人の名前を紐解いてみると、中国での日々がもっと楽しくなった。