自然栽培で家庭菜園日記 〜プランター編②〜
11月に作った冬野菜のプランター達。
花芯白菜。
種蒔きして2ヶ月でこの大きさだから、肥料あげてる栽培よりも遅いのだろうなー。
でも、育ってはいる。
土の中に一切の肥料を入れず、土の表面に腐葉土載せただけなのに。
日本ほうれん草。
ほうれん草は、一番大きな歯で15センチないくらいまで育った。
そして、これらより遅い満月の頃に蒔いた小松菜。
このと子達は伸び伸びと健やかに育っている。
しかし、真ん中一列に種を蒔いたはずが、どうしてこうなる??
しかもプランターの端っこに何故かブロッコリーっぽい芽が。
そして、さらに1ヶ月後。
花芯白菜は、下の葉の色が変わっていて大きくなる成長がとまってしまった。
日本ほうれん草は、下の葉が黄色になってきて、やはり成長が停滞している。
ネットで調べて、土が酸性に傾いているのかも…?と、表面を覆う腐葉土の上から籾殻くん炭を蒔いて水やりをしてみた。
でも、撒く前から土のph7.0なんだよなー。
そもそも、もう収穫時期なのかしら??
と思い、試しに一番端の小さい株を根ごと引っこ抜いて収穫した。
すぐに2歳の娘っ子に奪い取られたが、一枚だけ葉を分けてもらってそのままかじった。
こ、これは…バナナだ!
瞬間思った。
少し青くて皮が固い頃のバナナの味に似ている。
とにかく甘味が強い。
青汁じゃなくて、果汁。
ほうれん草って、灰汁とかいろいろあって、苦いとか独特の青臭さとかあるイメージだったから、本当に驚いた。
生であまり食べない方が良いらしいが、つい食べたくなってしまう。
ほうれん草って、本当はこんな味だったのか!衝撃。
そして引っこ抜いて、根を見て思った。
慣行栽培をしたことがないから比較はできないけど、地上に出ている葉の長さと根の長さは同じくらいなのだとわかった。
これは12〜3センチの葉の長さ。
ということは、これより大きい株は20センチほど主根が下に伸びてるのかもしれない。
もったいないからまだ抜かないけど。
深いプランターで良かった。
いや、待てよ。
そうすると、これより葉が大きく成長している花芯白菜は、さらに根が長いってこと?
プランターに入れる土をケチって25センチも深さ無いぞ。
もう底に主根が到達して窮屈ではないだろうか?
だから成長が停滞してしまったのではないか??
そうこうしてるうちに。
ある日突然ごっそりと何かに食べられてしまった。
あわれ…
育てている私達がほとんど味わっていないのに。
虫にしては、食べ方がゴッソリ容赦ないし、プランターの中外見ても虫はいない。
プランター周りにはうちには生えていない、木の実が混じった糞のようなものがたくさん落ちてる。
動物的なものだな。
ネットで調べると、犯人はヒヨドリと判明した。
うちの隣が空き家でジャングルになっており、野鳥やら蜂やら何か獣やら、とにかく多いのだ。
ネットで聞いたヒヨドリの鳴き声、たしかに毎日隣の空き家から聞こえてくるわ。
ジャングルの雑草食っとけよー…
防鳥ネット張るしかあるまい。
すぐには買えないから、とりあえず使い古しのビニールマルチをフワッと被しておいたら、食べられなくなった。
早くネット買いに行こ。
補足*野菜が終わったプランターの土を天日干しするのに外に出したら、細かい根っこがプランターの底までびっしり残っていました。地上部はあんなに可愛らしい大きさなのにやはり根が大事!無施肥だから根が育つんだなー。