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Paddock Lab

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2020年6月の記事一覧

跳べねえ馬もいる

ユニコーンSを圧勝したカフェファラオは次元が違う強さだった。

ヒヤシンスSの時点で体幹の強さを「6」とした馬だ。この強さというのはパドック映像で前後の馬と比べてもらうとわかると思う。他の馬と違って背中とトモを繋ぐ腰の「捻じれ」が全く感じられない。体幹の強さを「6」としたけれど、この強さは「7」って表現しても良いくらいの強さだと思う。安田記念のパドックで見比べたとしても、ここまでの強さを感じる馬は

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Paddockシートからの所感

今週から体幹の評価がPaddockシートに加わったので、それに基づいて競馬を見た印象をザックリと。

函館の芝は馬場が良いので体幹が弱くてスピードがなくて先行できない2や3の馬はほぼ全滅。4や5の馬は腰がしっかりしているので差すことができる。かつMTP高いと期待値が高い。函館ダート1000mは単純に出脚の速さだけが重要で、体幹強くてもスピードが足りないのでは結果が出ないのは当たり前。ダート1700

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モーリス産駒の敗戦 ~血統の奥深さ~

ここ4年間、ノーザンファームが東京の前半の2週、芝1600mと芝1800mの新馬戦でデビューさせた勝ち馬である。

2017 ステルヴィオ ジナンボー
2018 グランアレグリア アガラス
2019 サリオス ワーケア

ジナンボー以外はすべて重賞勝ち馬で3頭がGⅠ馬。ノーザンにとってはセレクトセール前の興行的なレースなので、やっぱ力の入れ方も違う。それが、今年は評判馬だったモーリス産駒のブエナベ

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阪神ダートの処方箋

少し阪神のダート競馬、特に3歳馬について書きたい。

3歳馬が古馬と合流して3日経ったが、阪神1日目7Rマテンロウスパーク5着や阪神2日目7Rラブスピール2着など、京都で高い指数を出した馬が負けることが発生している。

これはおそらく砂質が京都軽い→阪神重いに替わったことと、直線の坂の有無の違いだと思う。3歳馬の特徴は砂質が軽いと古馬との時計差は小さくなり、砂質が重いと古馬との時計差が大きくなる傾

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新世界へようこそ

みなさん、こんばんは。晴れてプータローになったNです。

「いや~、無職っていいもんですね」

なんて、ほんとは言いたいんですが、悲しいかな、現実はゆっくりしてる暇なんてどこにもございません(苦笑)。

いろんなものを引っ越しして、作り直して、新しいプラットフォームを完成させなきゃならないんですが、やっぱ新しいことをやるのは大変です。現段階では手作業の部分も多く、来週あたりに上手くシステムが稼働す

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