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火は水に消されても。

魂の炎は消えることは無い

おばあちゃまの
大学への
案内書類が届いた

おばあちゃまが
子供のように
頬を染めて書類を
抱きしめながら
入ってきた

ぱこちゃん
大学の書類が
届いたの

おばあちゃまは
照れくさそうに
眼鏡をかけ直し
丁寧に内容を読み上げる

おばあちゃま
凄いね?!
どの学部だっけか?

いまね
コレって決めてるけど
少し迷ってる科があるの
問合せて聞いてみるけど
そこも勉強できると嬉しいな

卒業後は
その資格試験も
受験するの?



そうね
やるだけやるわ

うんうん
わかった
おばあちゃまの
大学への挑戦は
後追いの形で書き続けるよ

応援ありがとう
おばあちゃま
頑張ってみるわね

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瞼が腫れて
おばけちゃんみたいな
顔になって
おばあちゃま達が
代わる代わる
すぐそばにいてくれます

ボクはもうそれだけで
十分ありがたくて
幸せです
もし顔が元に戻らなくても
ボクは問題ないです

琵琶の葉で
何やら治療してくれてたら
叔母さま方が入ってきて

声を荒げ
何してるのよ!
そんなことして
酷くなったらどうするの!

かなりきり声で
ボクを抱かえ
まぶたを眺める
酷いわ
何か菌が入ったのかな
明日すぐに病院へ行って
診てもらうから
絶対さわらないで!

勢いのいい言葉に
「はい」としか
ボクもおばあちゃまも
言えなかった

明日は病院へ行きます
叔父さまが来て
時間の打ち合わせ

病院内は現在
コロナが流行ってるから
マスク二重にして
手袋もするように云われた

それじゃまたあした
いつもありがとうございます

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伊藤ぱこ
読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました