ファッションワールドTOKYO
世界がコロナ渦になり、丸一年。「外出」をする機会が減り、大打撃をうけているファッション業界。今回は国際サステナブルファッションEXPOの第一回期でもあり、新しいトレンドに学びと発見を求め足を運んだ人たちが多かったように感じます。
エスカレーターを降りると、ホールに入らずともさっそくサステナブルエリア!3日間、たくさんの人で溢れていました。ファッションブランドが集まる最大級のMAGICとは違い、OEMなどの受注生産業を中心とした展示会。SDGs、エシカル、リサイクルといった言葉も多く使われていて、素材提供をする企業が何社も出展していました。
★再生ペットボトルから作られた生地 ★廃棄されるバナナの茎を使った繊維 ★和紙から作られた糸 ★スエーデン発のビーガンレザー などなど
生産工場
中国の人件費が上がる今、東南アジアでの工場が増加する一方、アパレルにおいては2000年頃から数多くの欧米メーカー(ZARA、GAP、H&Mなど多くのファーストファッションブランド)がバングラデシュに移行しています。日本でのいくつかの大手も出し始めていますが、中小企業の層ではまだ数%セーントだそうです。バングラデシュ繊維生産の事情 ⇩⇩⇩
今回の展示会でも中国の会社が幾つも出展していました。今後の時代では、SDGs #8 【働きがいも経済成長も】を尊重した具体的な取り組みが重視されてきますね。
伝統 x モダン ファッションの融合
伝統xモダンファッションを融合させた、サステナブルかつお洒落なブランドをいくつか見かけたのでご紹介します。雑談の価値
雑談の価値
今回もちょっとした会話の中に隠されたヒントが多くありました。
「そもそも物を生み出している【アパレル業界】で、物を減らす運動は矛盾しているんじゃないか?」
「エシカル服一着にいくら払う?」外出が減った今、高品質な1品が価値を持つミニマリストトレンド。
バーチャルでは得られない人との繋がり。米国でも展示会が戻ってきましたが、コロナ以前にビジネスリレーションが軸となる時代です。
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