見出し画像

「夏の甲子園」連覇を狙う仙台育英の扇の要 “強肩強打”尾形樹人の実力とは!?

残り99

きょう8月23日、夏の甲子園はいよいよ決勝戦が行われる。夏の甲子園連覇を狙う仙台育英と107年ぶりの優勝をめざす慶応が、「深紅の大優勝旗」をかけて激突する。今回は、決勝戦でキーマンになりそうな強肩強打の捕手を取り上げたい。

2023年8月6日 全国高校野球選手権
浦和学院9-19仙台育英

尾形樹人(仙台育英) 3年 捕手 181cm84kg 右投左打

仙台育英・尾形樹人(※トップ写真を含めて「夏の甲子園」の写真ではありません)

投手、野手ともに力のある選手を揃え、夏連覇に王手をかけた仙台育英。そんなチームにあって文字通り「扇の要」と言える選手が、キャッチャーの尾形樹人だ。

1年秋から不動の正捕手となり、昨年の夏の甲子園では、全試合スタメンマスクをかぶり、4割を超える打率を残してチームの優勝に貢献。新チームになってからも攻守で存在感を増している。

夏の甲子園初戦となった浦和学院戦は、9点を失ったとはいえ、尾形は、あらゆる面において昨年からの成長を見せた。まずは、スローイング。昨年からイニング間のセカンド送球はコンスタントに1.9秒台をマークしていたものの、少しテイクバックの動きが大きく、ロスが多いように見えた。

ところが、今年の春から夏にかけては捕球から送球までの動きがスムーズになり、送球タイムが明らかにアップした。この日も少し抑えて投げながら、セカンド送球は最速1.92秒をマークしている。

◆気になる進路は…!?

ここから先は

966字

¥ 100 (数量限定:残り 99 / 100)

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?