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将来は“柳田クラス”に成長? 神奈川大「梶原昂希」は大学球界屈指の大型外野手だ!
プロもアマもシーズンオフに入ったが、「プロアマ野球研究所」では来年のドラフト候補を積極的に紹介している。今回は、下級生の頃から中軸として活躍する神奈川大学リーグを代表する大型外野手を取り上げる。
11月9日 横浜市長杯関東地区大学野球選手権
神奈川大3-6武蔵大
梶原昂希(神奈川大)3年 外野手 189㎝85㎏ 右投左打 大分雄城台
敗れた神奈川大だが、来年のドラフト候補として注目を集めているのが5番、センターで出場した梶原昂希(3年・大分雄城台)だ。高校時代は全国的には無名だったものの、大分県内では評判の外野手で、大学進学後も1年春からレギュラーの座をつかむと、秋には打率.400で首位打者にも輝いている。
しかし、相手のマークが厳しくなった昨年からは徐々に成績が低下。現時点ではスケールの大きさはあるが、未完の大器というタイプで、この試合でも長所と弱点の良さの両面が出た印象だ。始動が遅いことは決して悪いことではないが、バットを引く動きが大きくトップの形がなかなか定まらない。しっかりと体の割れができないまま振り出すことになり、自分の形でフルスイングできるケースが少なかった。この日も5打席で3つの空振り三振を喫したが、全てタイミングを外されてのものだった。
◆大学球界でトップクラスの打球の速さと伸び
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