東海大甲府を「夏の甲子園」に導いた強打の外野手…兼松実杜が持つ驚くべき“打撃技術” 山梨大会でホームランを量産
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今年の高校3年生が出場する大会は、8月31日に台湾で開幕する「U18W杯」と、10月に鹿児島県で開催される「かごしま国体」を残すのみとなった。これまでの地方大会や甲子園で目立った選手のなかで、「プロアマ野球研究所」で紹介しきれていない有望選手はまだまだ存在している。今回は、夏の山梨大会で、圧倒的なパフォーマンスを見せた強打の外野手を取り上げたい。
2023年7月22日 全国高校野球選手権山梨大会
東海大甲府14-10甲府工
兼松実杜(東海大甲府) 3年 外野手 176cm76kg 右投右打
夏の山梨大会準決勝は、両チーム合わせて31安打、24得点という激しい乱打戦となった。この試合で、東海大甲府の3番、センターで出場した兼松実杜が圧倒的な打撃を見せてくれた。
中学時代は、強豪の「愛知瀬戸ボーイズ」でプレー。東海大甲府進学後、2年生からサード、ファーストのレギュラーを任されており、昨年秋の新チームではセンターに定着した。
この試合は、第1、2打席が連続で四球。第3打席は、センターフライに倒れたものの、2点を追う6回にレフトスタンドへの同点ツーランを叩き込むと、3点を勝ち越された8回の第4打席でもセンター左へ同点スリーランを放っている。
◆元ロッテの井口資仁と重なるイメージ…果たしてプロ入りは…!?
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