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 ついこの間、雛人形を片付けたばかりだけど、今日の午前中に五月人形と鐘馗様を出しました。
 鐘馗様は病気から家を守る神様だからコロナ禍の間、ずっと玄関に出していました。おかげさまでコロナに罹っても熱も出ず、軽くて済みました。高齢の母が罹らないで良かった。
 ババ臭いって言われるけど、季節の行事や旬の食べ物は大切にしたい。孫ができたら・・・伝えていきたいですね。孫はだいぶ先のような気がしますが(汗)
 
 この時期に作る筍ご飯は旨い。
 筍の皮を何枚か剥いて、先の方を数センチ切り落として縦に切り込みを入れてから、大さじ2〜3くらいの糠と水から茹でる。(親切な八百屋やスーパーだと小袋の糠をつけて売ることもあるわね)一緒に唐辛子1本を入れて茹でる人もいる。
 筍の大きさにもよるけど1時間強くらいで火が通る。竹串などを刺してみて確認しましょう。塩梅が良ければ火を止めて冷めるまで放置。
 その後、皮を剥いて水で洗えば茹で筍の出来上がり。
 案外、簡単。
 細かく刻んで白だしで分量通りに味付けして、ご飯に炊き込んでください。味付けが面倒なら炊き込みご飯の素に混ぜて炊いてもいい。
 
 でも高いのよね。うちの近所だと1本700円くらい。週末なら、これくらいの贅沢を味わってもいいかな。
 私くらいの歳になると、欲を満たすのは旨いご飯とたまの旅行くらいしかない。
 生きるっていうことは言葉をいくつも並べる必要もない。ささやかな欲を満たせればいい。案外、単純なものだよ。


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