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空腹が教えてくれる、コーチングで目標を腹から見つける方法

こんばんは、キズキ屋ヒデシです。

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続き、天気も安定しません。炎天下で遊んでいたり、仕事をしていると、汗が吹き出すことがあります。その時、私たちは「ノドが渇いたな」と感じることが多いですが、むしろ「水分補給しなきゃ危ない」と思うことが多いですよね。

ここでふと思ったのです。これってコーチングに似てるなぁ、と。

少し話がそれますが、お腹が空きすぎてイライラすること、ありませんか?それが進むと「なんでも食べ物に見える」と感じることも。余談ですが、イライラする原因は空腹によってストレスホルモンのコルチゾールや戦闘ホルモンのアドレナリンが分泌されるため、攻撃的になってしまうことがあるそうです。

これもコーチングに似ているなぁと感じるわけです。

どこが似ているのかと言うと、コーチングの最初のステップは、あなたの現状を見つめ直し、今いる世界からは想像もできないような、あなたが望む世界を設定すること、つまり「目標設定」を行うことです。

目標設定がどこに似ているかというと、目標設定をする際には「本当に自分がなりたい姿」を見つけ出す必要があります。この「本当に」という部分が重要なのですが、人には意識と無意識があり、意識上で「思っていること」と無意識上で「本当に思っていること」があります。そして、より深くて影響力の大きい「無意識」の選択が行動に現れます。

この「無意識の領域」の書き換えを時間をかけて行うことがコーチングの醍醐味であり、その書き換えによって得られる「人生の好転」がコーチングを受けたあなたにとっての最大の「ギフト」になります。

話を戻しますが、本当に「なりたい姿」を考えるときの指標として「欲求」があります。「マズローの欲求5段階説」でお馴染みのように、自分の欲求を「言語化」または「可視化」することで、自分を客観視し評価することができ、複数ある「想いのある選択肢」から「これだ!」という一つを見つけることができます。

空腹や喉の渇きも「本能的な生理的欲求」ですが、その根本的な理由や感情で出てくる「食べたい」や「飲みたい」という欲求は「身近で容易な欲に溺れる」ことになります。

例えば、3年付き合ったパートナーに振られて「今日は何も食べたくない」とか、「金曜日だからご褒美に美味しい酒を飲もう」とか、お腹が空いてイライラして「目の前にあるお菓子を食べよう」といった場合、これらは本能的な生理的欲求ではなく、他の理由や感情から来る欲求です。これらの欲求から得たエネルギーは「体内に溜まる」ことが多いです。

反対に、冒頭で話したように炎天下で遊んで汗をかいたから何か飲みたい、またはお腹が空いたから食事を摂りたいという欲求から得たエネルギーは、体内でしっかりと消化・吸収され、エネルギーとして無駄なく使われることが多いです。

目標設定も同じです。なんとなく出てきた目標設定では「消化不良」を起こしがちですが、しっかりと自分の「心理的、感情的欲求」と向き合って出てきた目標は、達成されるまで昇華されていくのです。

あなたは今、何に飢えていますか?その強い欲求の理由は何でしょうか?その根本原因はどんな過去に起因しているのでしょうか?

それはあなたにしかわかりません。でも、自分の欲求と向き合うのは大変なことです。その「満たされるとポジティブな結果が得られる」手助けができるのがコーチングです。時間がかかることもありますが、悩んでいるのであれば、ぜひ向き合ってみることをおすすめします。

それでは、また。

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