映画「愛にイナズマ」に打たれる
PrimeVideoで観る
内容には、ほぼ触れません
ぐだぐたの雑文です
作品のテーマや解説は、良識のある方のレビューをお読み下さい
よくわからなかったが、
とにかく、この作品はこれでイイのだ、と思う
映画が芸術や文化とか固いことは、どうでもよく、
このような、爆裂的に前進する作品は、いまをイキるヒトへ、今日の大切さを教え、明日への勇気を与えるのだ
役者の演技が飛んでいる
殻を破ろうとする役を演じるヒトは、怒鳴りあいのセリフの応酬の中で自己をさらけ出す
逆の立場の役を演じるヒトは、感情を抑え、フツー以上に存在感と余韻を残す
人物設定もお見事
その中でも、権威を振りかざしながら無責任でテキトーな映画プロデューサーが秀逸である
現在のちっぽけな自分の立場を固持するために、つまらない権威でヒトを見下し、自己がヒトより優れていると思い込む
MEGUMIが、誇張せず淡々と演じている、非常にリアルである
ワタシの人生の中でも、そんな嫌なヤツがどれだけ存在したか、
そんなヤツに、我が人生では、
媚びす、日和らず、顧みず、のスタンスで対応したつもりだが、
肝心なときは、愛想笑いを浮かべ、へこへこしていた自分が思い起こされる
それよりも情けないことは、自分自身が年齢と経験を重ねる中で、
ちっぽけな自己権威欲のために、部下や若いヤツを見下した態度をとったこと、
そしてそんなヤツらに、くだらねぇ小さいヤツと思われていたことであろう
豆腐の角に頭をぶつけて忘れたい、河童と共に河を流れていきたい、
と思うほど情けなく思い起こされる
マスクで顔を隠したい
生きていく、年齢を重ねる、
それは、後悔の積み重ねである
それを後で卑下するよりは
今を否定せず、肯定できる選択をすることなのだろう
目的のために、とにかく進むヒトは素晴らしい
そんな自分を表現するチカラを持っているヒトは素晴らしい
くすんだオヤジになる前に
今のイキる時間をイキるのだ、
などと考えさせられた
この作品についての感想は、
残念ながら
「よくわからない」であり、
制作者が目指す意図を上手く読み取ることができかった、
ではあるが、
その本質は、
このような作品を撮ることが出来るヒトへの嫉妬からくるものかもしれない
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