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picopiko
日記 日曜本屋についてのあれこれ
たまに本屋をやっている。日曜大工ならぬ、日曜本屋。古本市がある時にだけ、スーツケースに本を詰め込んで、本を売ったり油を売ったりしている。
どういう仕組みなのか知らないが、時々イベントにお呼ばれしている古本市仲間もいる。
マルシェのようなものだったり、カフェを借りてやっていたり、なんだか羨ましいな、と思って、その様子を眺めていた。
昼休み、古本市用のインスタにメッセージが届いていた。なんだろう、と思い開いてみると、イベントへの出店のお誘いだった。
おー、なんと。初めてだぞ、うちでいいのか?
夫に連絡して、都合を確認する。予定はないというので、是非お願いします、とお返事をする。
うわあ、すごい。嬉しいなあ。他のお店の人たちが告知してるのを見て、ずっといいなー、すごいなあ、って思ってたの。
ここのところ、ずーっと色々考えていて、気持ちが暗くなっていたから、明るいお知らせがきて、ちょっと元気がでた。
本屋もね、一回方向性っていうか、どういう風にしたいか考えたいと思っていたんです。
もちろん、売れたら嬉しいんだけど、そういうのじゃなくて、気持ちっていうか。芯の部分?
わたしは、ちゃんと人が見えるお店というか、なんと言ったらいいんだろう。
その人の考えとか大事にしてるものがわかる、っていうかさ。そういうお店がいいなと思うの。
だから、自分の根っこの部分。
わたしは、どういう本屋さんにしていきたいのかなっていうのを、もう一回じっくり考えたいと思ったんですよね。
それで、どんな本を置くのか決めたいなって。
それにしても、楽しみだなあ。
秋までは、どうにか生き延びようと思います。