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【ダメ社員からの脱出!】①ミスが多い 〜認識のズレ・勘違い〜

〈ダメ社員〉とレッテルを貼られてしまう人の特徴を見ていきましょう。

①ミスが多い
(確認を怠る・集中力がない・物をなくす・忘れる)

②期日を守れない
(計画性が無い・時間を見誤る・時間に対する責任感が薄い)

③成績が悪い
(成果が低い・品質が悪い・無駄な作業が多い)

④向上心が無い
(やる気が無い・指示が無いとできない・学習意欲が無い・成長しない)

⑤整理整頓が出来ていない
(だらしない・雑・やりっぱなしになる)

⑥報・連・相などのコミュニケーションが出来ていない
(勝手な判断をする・思い込みで進める)

⑦周りを見られない
(気配りができない・気づきが無い・視野が狭い)

⑧不満を抱えている
(愚痴や泣き言が多い・他人のせいにする・態度が悪い)

この他にも、〈責任感が無い〉〈人の話を全然聞いていない〉〈自己中心的〉など色々ありますが、およそここに挙げた8項目に関連すると思いますので、この8項目で考えていきましょう。
又、これらが全て、特徴として当てはまるという訳では有りません。
「整理整頓はしています」とか「報・連・相はきちんとやってるよ」という人もいると思います。
思い当たるところを中心に見ていきましょう。

ミスが多い(確認を怠る・集中力がない・物をなくす・忘れる)からの脱出!

【①ミスが多い】の原因には、どのようなものがあるでしょう。
ここでは、まず5つに絞ってみましょう。

A.認識のズレ・勘違い
B.注意力の低下
C.データや書類が乱雑になっている
D.焦ってしまう
E.責任感の薄さ

原因には更に原因があります。
上記の5項目を分解してみましょう。

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A.認識のズレ・勘違い

上司からの指示あるいはお客様からの要望に対し、理解して仕事を行ったつもりだったが、
結果的に間違っていると注意を受けることがあります。
「〇〇というように聞いておりますが」と言っても「嫌、そんな事は言っていない。△△と言ったんだ」と
言った言わないの押し問答になるだけです。
お互いの認識のズレや勘違いにより、ミスが発生してしまうケースです。

ミスそのものの原因は、説明をきちんと聞いていなかったという事が殆どですが、相手の伝え方に問題がある場合もあります。
当然、伝え方が悪かった等とは言えません。
はっきりした証拠も有りませんし、何と言っても相手が上司やお客様であれば、そんなものは通用しません。
伝える相手も完璧な人間ではありませんから、そういったことも含めて、仕事を任せられる側がしっかりと内容を聞く必要があります。
聞いた後も内容を再確認したり、途中途中で進捗状況の報告や、現状の進め方で問題ないかを確認するなどしていく事が必要です。

ここまでは、様々なビジネス本でも紹介しているような方法です。
もしかしたら「そんな事わかっている」「わかっていた上で、ミスをしてしまったんだ」という人もいるでしょう。
ここからは心理学の観点で理由を分析していきましょう。

認識のズレ・勘違いは、相手に対する確認不足であると説明しました。
ではなぜ確認を怠ったのでしょうか。

長年仕事をしてきた人であれば、慣れによる油断かもしれません。
たまたま油断しただけであれば、次は大丈夫でしょう。
ただ、もしコミュニケーションそのものを嫌い、避けているとしたら、今後も同じミスを発生させる可能性があります。
上司からの指示をもう一度上司に聞いたら、怒られるかもしれない。
お客様からの指示をもう一度お客様に聞いたら、不信感を抱かれるかもしれない。
そのような不安を抱いていると、無意識的且つ半分意識的にコミュニケーションを避けるようになります。

これを克服する方法は、コミュニケーションに関するスキルを学ぶ事と、使命感を抱く事です。

コミュニケーションを学ぶことで、相手に不快な思いをさせにくい話し方を身につけることが出来ます。
再確認をするのに、何もストレートに聞くことばかりが確認ではありません。
関連するようなエピソードを話し、そこから自然に「今回は・・・」と繋げていったり、別な話題をして相手の機嫌の良い時に、さらっと聞いたりする事もできます。
声のトーンを変えてみたり、間のとり方を工夫をしたり、身振り手振り、表情なども使いながら、うまく誘導していく技術を得る事もできます。
学びを進めていくうちに自信も付いてきます。
そうなるとコミュニケーションに関する不安がなくなり、積極性が出るようにもなるでしょう。

又、使命感を抱くと言いました。
使命感とは、その物事に意義や価値を見出し、自信や誇りを持って成し遂げようとする気持ちです。
責任感とも似ていますが、重苦しいものではなく、自身の胸中から湧き出るとてもポジティブな感覚です。
上司の指示やお客様の要望には、最終目的があります。
「プロジェクトを成功させること」「部下を成長させること」「売り上げを上げること」などの目的がありますが、もっと最終的な目的は「利益を得ること」「豊かな人生を送ること」。
そして本当の最終目的は、「幸せになること」だと言えます。

その最終目的を理解し、目的を達成させるためのプロセスを全て肯定的に受け止めるのです。
「自分は、この人の幸せを作るためにこれをやるんだ」と思えた時は、行動が変わってきます。
こちらから更なる提案をしてみたり、相手が気づかないところにも気づいてあげられたりと、どんどん良い方向に進んでいくことができます。
自分自身もストレスが減り、相手にも誠意が伝わります。
仕事が楽しく感じてくることもあるでしょう。

自分の心理に思い当たる事があれば、是非この方法を実行してみて下さい。

夢を叶える心のトリセツ

【NLP】(脳と心の取扱説明書)という心理学で、夢の実現をお手伝いいたします。

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