「くるみ割り人形」から大人になったあなたへの贈り物
クリスマスのバレエ作品といえば、
チャイコフスキー3大バレエのひとつ
「くるみ割り人形」です。
物語は、
クリスマスパーティーの夜から
はじまります。
主人公の少女・クララに
クリスマスプレゼントとして贈られた
「くるみ割り人形」。
この出会いから
繰り広げられるファンタジーな世界は
大人も子供も心躍る作品です♪
この「くるみ割り人形」の作品は
他のバレエ作品と
大きく異なるところがあります。
それは、
主人公・クララが、
ただの少女だということ。
バレエ作品の多くは、
お姫様や妖精など
私たちとは少し遠い存在が多いです。
ですが、
クララはただクリスマスが楽しみでしかたない
いつかの私たちと同じ。
クララは、
私たちに一番身近な主人公なのです。
そして、
物語の中盤、「くるみ割り人形」に
危険が迫ると、
クララは、自らの手で
大切な「くるみ割り人形」を窮地から
救い出します。
なんとも、
勇敢で頼もしいヒロインですよね。
ただただ、
誰かが助けに来てくれるのを待っているのではなく、
自らの足で行動し、
自らの手で闘う。
ただの一人の少女が、
勇気をもって
自分の力で行動する。
そういった経験が、
少女を
強く美しい女性に
育てていきます。
大人になるにつれて
見て見ぬふりをしがちな世の中。
「少しの勇気」
「立ち向かう行動力」
そんな大切なことを、
「くるみ割り人形」の物語では
教えてくれている気がします。
まさに、
バレエ「くるみ割り人形」から
大人の私たちへ、
心強い
「勇気」と
「行動力」の贈り物です。
まだまだ不安な日々が続いていますが、
クララのような強い気持ちをもって
たくましく、
進んでいきましょう♪
Merry Christmas!!