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あなたの誕生日を祝えて幸せ

という言葉の破壊力と言ったら。そんなこと、言われたことある?もしくは、言ったことある?もしかしたら私、言ったこともあるかもしれないけど、覚えてない。

でも、誕生を祝えて幸せだと思えるひとが周りにいてくれるのはそれだけで幸せなことだ。

基本的にその場で思ったことを忌憚なく言うタイプだけれど、後になると結構忘れたりする(約束とかは忘れないよ!念のため)。とは言え、無責任に発言をしているわけではないのだ。ただ、限りある記憶保持能力を他に使っているんでしょうね。きっと。(誰なの) 石原裕次郎じゃないけれど、人にしてあげたことはすぐ忘れ、していただいたことはいつまでも覚えているような生き方をしたいとは常々思っている。だから、というわけではないけど、プレゼントとかしたこととかもすぐ忘れる。誰かの顔が思い浮かぶ⇒その人にプレゼントする⇒喜んでくれる⇒私喜んで終了、という流れ。

人によるとは思うし、これもまあ極端な考えだとは承知の上で、さらに言うと、言うと、プレゼントって、ある種、究極の自己満足だと私は思っている。いただくのももちろんありがたいし嬉しいけど、どこかで受け取り下手な私は、プレゼントはする方が断然好き。誕生日プレゼントとか、記念日ごとの節目節目のプレゼントもさることながら、目的なく、ふらっと立ち寄ったお店で、ある人の顔が思い浮かんでつい連れ帰ってしまった、みたいななんでもない日のプレゼントが結構好き。

実は、今年我が子が誕生した。顔を見た瞬間、涙が溢れて止まらなかった。その時の気持ちを改めて言葉にするとなると自信がないけど、それはきっと、「あなたが無事にこの世に生まれてきてくれて幸せ」ってことなんだと思う。

「あなたの誕生日を祝えて幸せ」という言葉の中には、あなたが今年も無事に健康で生きていてくれて幸せ、という意味が含まれてるんじゃないだろうか、とふと思った夏の夜。


※柔らかくて色鮮やかなケーキの絵はみんなのフォトギャラリー happymaru様からお借りしました。ありがとうございます!

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ナオミ・ナゲット
記事を読んでくださってありがとうございます! あなたにくすっと笑ってもらえたり、ちょっと肩の力が抜けたりしたら嬉しいなぁ、と思います^^