【第6回:パンチェッタの作り方・おかわり】
本日の一品:自家製パンチェッタ・おかわり
【前回とは別な作り方です】
前回、初の自家製パンチェッタの作成手順を紹介しました。
今回は、よりポピュラーな方法での作り方を紹介します。
材料と分量は、前回と同じです。
調理器具を全てしっかりとアルコール消毒し、お肉全体にフォークで穴をあけ、お肉の分量の10%のお塩を刷り込んでいきます。
しっかりと塩をすり込んだら、ジップロックに入れ、空気を抜いて冷蔵庫に入れて3日ほど漬け込みます。
1日に1回(初日は2〜3回)は、ドリップの出方を確認しつつ、お肉をもみもみしてあげましょう。出てきたドリップは捨ててくださいね。
【塩抜き→風乾】
3日間の漬け込みが終わったら、ジップロックから取り出し、流水でしっかりと洗ってから、塩抜きを行います。
ボウルの中に水を張り、少量のお塩(浸透圧の関係で、少し塩を入れたほうが、抜けやすくなります)を入れて漬けておきます。
本当は水を流しっぱなしにしておくほうが良いようですが、水道代も心配ですし、1時間に1度水を換えながら、4時間の塩抜きを行いました。
適切な塩抜きの時間は、お肉の大きさや厚さによっても変わってきそうですね。
4時間の塩抜きの後、端っこを切って、焼いて味見をしてみます。
ちょうどよい塩気だったので、OKと判断しました。
しっかりとキッチンペーパーで水気を取り除き、またキッチンペーパーに包んだ状態で、ラップ等には包まずに、網を置いたトレイに載せて、冷蔵庫のチルド室で一週間の風乾→熟成を行います。
キッチンペーパーは、表面に水気がある間は、毎日交換してください。
【風乾・熟成】
風乾3日目で、すでに表面がサラリとしてきました。
色合いも変化し、飴色っぽくなってきています。
一日おきくらいに、パストリーゼをふきかけてあげて、表面の雑菌を消毒してあげると良いと思います。
少し味見です。
風乾6日目。
ベーコンやサラミくらいの硬さになっています。
かなり水分が抜けていて、焼いて食べると濃厚な旨味を感じます。
試食は大事です。
仕込み開始から12日、風乾開始から9日目の状態がコチラになります。
大体2週間くらいを目安に食べきった方が良さそうです。
残りそうなら、小分けにして冷凍ですね。
……まぁ、実際に作ってみたら、美味しくてアッという間になくなっちゃいますけどね♪