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情報の偏りがイライラを生む
ジム代をケチるために日常的に階段を使うようにしている。
なので駅の階段もよく上っているのだが、その時にイラッとすることがよくある。
右側通行の矢印があるにも関わらず、それを無視して下りてくる人がいるからだ。
そういう人に限って道を譲る素振りも見せないので(偏見)、すれ違うタイミングだけは仕方なく反対側に避けるのだが、なんとなくルール違反をしているようで心地が悪い。
こんなにも矢印のシールが貼ってあるのになんで?と思ったが、よくよく見てみるとこのシール、階段の足場ではなく縦に高さを稼ぐ側面にしかついてない。
階段の断面で言うところの
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この側面→_|
_|
にだけ矢印シールが貼ってある。
つまり、上る人の目線の先には必ず矢印シールがあるが、下りてくる人には全く見えないということである。
(足場に貼ると皆見えるようになる反面、踏んでしまうので徐々に矢印シールが劣化するのは分かるが、、、)
このように情報を持ってる人(上り)と持ってない人(下り)という情報の偏りによってイライラを生むことがあるのではないかと思う。
例えば上司と部下。
上司からすると「こんなこともできないのか!」と部下に言いたくなるが、部下にはそもそも経験(=情報)がないということが往々にしてある。
バトロワゲームのApexをソロでやってると「なんでこの人はこういう判断したんだろう?」ってムッとすることもあるが、これも自分や味方が持ってる情報の偏りによって生じるのもだと思う。
電車で音漏れしてることに気づいていない人(=情報を持ってない人)に対して周りの人がイライラするのもそれに近いかもしれない。
あと、イヤホンをつけた客とレジ打ちの店員も似たものがありそう。
こちらの場合は客の方から情報を遮断しにいっているからなおさらイライラしそうな気がする。
気が利く/利かないというのも情報の偏りによって生じる現象だと思う。
気が利く人→周囲に困っている人がいることに気づいた人→情報を持っている人である。
気が利かない人(=情報を持ってない人)にイライラするのもやはりこの情報の偏りのせいだと思う。
というか、色々書いている内に大体のイライラの原因は情報の偏りだと思うようになってきた。
そう思えばアンガーマネジメントに役立つかも?