異業種の方にも、教育のアップデートへ
地方で細々と公立高校の教員をしています。
自己紹介
担当教科は主要5教科以外の専門教科(工業)です。 正式な採用になってからは15年、採用になる前の非正規労働者である講師の期間を加えるともう少しあります。学校での担当の仕事(学校では分掌っています。)は、基本的にクラス担任がほとんどです。仕事ぶりはというと、たぶん無難にこなしている感じだと思っています。教科が工業なので、ものをつくることが好きです。
一般的な先生とちがって、大学では教育についてほどんど学んでいません。工学部でした。教育現場が長くなり、こんな私も教員っぽくなってきていますが、学校現場は、独特の考え方もたくさんあり、学校以外の方の視点や考え方、学校以外の組織や会社を意識しながら過ごしています。
将来を担う若者への質の高い教育をしていくために、学校の仕組みや制度を変えたい
学校の先生は、やはり熱心な方が多いです。先生方は生徒のためにならと努力を惜しまず、学校での教育活動に取り組んでいます。しかし、時代に合わせて学校が良くなっていっているかというと、そうではない気がしています。それは、先生の努力が足りないせいではなくて、学校の仕組みや制度が良くないのが原因だと思っています。学校の仕組みや制度は、生徒の教育とともに、先生方の「働き方」にも大きく影響します。いろいろ良くしていきたいという気持ちがありつつも、学校関係者だけできる改善や効率化は限界が近づいていると感じています。
最近はコロナと育児で全く活動していませんが、6年前くらいから学校現場の限界を感じ、また自分の意識の変容のため、異業種の方と交流する機会を増やしています。教育の現場しか知らない私にとっては新鮮で、さまざまな方に会うたびに、自分の考えがアップデートされていきます。また、教育現場の現状を教育関係者以外の方にお伝えすることも、大切なことだと思いました。
教員の仕事は将来を担う若者の人格形成に携わるとこができる大切な仕事だと思っています。そのような教員の仕事がより充実し魅力あるものにするために、学校の仕組みや制度を変えていく必要があると感じています。
しかし、仕組みや制度を変えるのは容易ではありません。学校は社会とのつながりも大きいです。
学校現場を中心のnoteの記事を投稿することで、教育関係者のみならず異業種の方の目にも触れ、最終的には教育のアップデートにつながる前向きな新しい取り組みにつながってほしいと願います。