学校の一人一台端末の利用は、文部科学省【MEXCBT:メクビット】を中心に展開されるのではという予感
文部科学省のMEXCBT(機能拡充版)の活用募集の案内文書が、末端の学校に届き、先日私の机の上に置いてありました。学校設置者や学校担当者向けのオンライン説明会は既に終わっていました。残念。
10月15日付の発文書なので、末端の担当教員の手元に届くまで半月くらいかかるんですね。教育DXで、このあたりのスピード感を増したいところですが、あまり解決案は思い浮かびません。
前置きが長くなりました。
学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT:メクビット)について
文部科学省のこのページに詳しく書いてあります。
このPDFの説明がわかりやすいですね。
https://www.mext.go.jp/content/20211015-mxt_syoto01-000013393_1.pdf
一人一台端末でどのような活用をしていくか
Google、Apple、Microsoftなどがそれぞれ学習用のプラットホームを準備し、Benesseをはじめとする教育系の企業も学習コンテンツを展開しています。
学校として、自治体として、生徒の学習に役立てるのはどのプラットホームで、どのコンテンツなのか、とても難しい選択肢ですが、何らかの選択をして今に至ります。
私のところでは、自治体としてGoogle Workspaceを選び、職員、生徒にアドレスが付与されています。
文部科学省がすることなので、おそらく全国の学校が渋々でもメクビットに追従する予感
なんやかんや言っても、文部科学省の元に学校は動いていますから、メクビットを利用する方針でいくと予感しています。また、デジタル教科書などがからんでくれば、そちらを使わざるを得ない状況になりそうです。
ICT活用の担当者として、Google Workspaceを中心にあれこれ考えていましたが、MEXCBTも軸の1つとして考えて、有効な活用を考えていきたいと思いました。
また兼ねてから(昨年度末くらいから)活用を検討していた、NTTコミュニケーションズ「まなびポケット」ですが、あと一歩のところで、まだ導入に至っていません。私の部分休業をとった働き方のために、分掌業務がほとんどできていないのも一因ですが。
「まなびポケット」は学習eポータルとして「MEXCBT」とも連携できるようなので、更にやってみる価値があると再認識したところです。
NTTコミュニケーションズ「まなびポケット」の担当の稲田さんは、noteユーザーであり、最近「MEXCBT」に関する記事を投稿されていたので、シェアさせてもらいます。非公式勝手公開ということなので、非公式ではありますがかなり濃密な内容です。分量も相当です。記事が出来上がるまでにかなり時間がかかったのではと思いますが、ありがたい情報です。稲田さん、ありがとうございます!
稲田さんは、この投稿について「20分で読めるもの」と記述されています。関係される方はぜひ読んでいただきたい内容です。
Google Workspacetとの関連は?
さしあたって個人的に気になっていたのですが、上記の稲田さんの記事の中でその事にも触れられていました。記事を読んでいただいたら良いのですが、記事後半の方になっているのでスクリーンショットを使ってシェアしたいと思います。(稲田さん、スクリーンショットでのシェアに問題があれば連絡ください。すぐに削除します。)
勧め教育DX!
こうなれば、マイナンバーと紐づけてしまえ!と個人的には思いますが、賛否はわかれそうですし、これはもっと先の話になりそうですね。授業の魅力がアップして、生徒の学びも深まり、業務も効率化。全国的に総合的に見ればかなりのコスト削減にもなる気がします。進め教育DX!
※追記
稲田さんの第二段の投稿があったようなので追シェアします。同じく濃厚良質な内容です。
#教育 #MEXCBT #メクビット #文部科学省 #GoogleWorkspace #まなびポケット #学習eポータル #教育DX #GIGAスクール構想 #教師のバトン
以下、今回の内容に関連する私の記事
マガジンにも追加しました。