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感動って何


インスタをながめていたらオススメ投稿に同棲カップルの旅行記が。

其奴らは広島に行ったようで、原爆ドームの写真と短い感想を載せた投稿。

「彼の誕生日に広島旅行に行ってきました!初めて見る原爆ドーム、とっても感動した〜!」


………ん?原爆ドームを見て感動…?

原爆ドームって、見て感動するものなんだろうか。自分の中で『感動』っていうのは割とポジティブな意味で使う言葉で、原爆ドームっていうのは悲しい歴史を忘れないように遺されているもので、自分が見た時は決して見ていて楽しいものではなくて、どっちかというと目を細めて見てしまうというか、痛ましくて、目をつぶりたくなってしまうようなものでした。
感動、というよりも、考えさせられる、みたいな感じ。

いやでも感動って感情が動くと書くわけだし、動きさえすりゃあ、別にネガティブな感動もあるのか…?と思い助けてGoogle先生。

かん‐どう【感動】
[名](スル)ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること。「深い―を覚える」「名曲に―する」
goo辞書

感動と感銘はニアリーらしい。

かん‐めい【感銘/肝銘】
[名](スル)忘れられないほど深く感じること。心に深く刻みつけて忘れないこと。「深い―を受ける」「お話にいたく―しました」
goo辞書

うーん特にポジネガに関する記載はなしか…。

まあもっとちゃんと調べれば出てくるような気もするが、言葉というのは定義よりも実際に世の中でどう使われているか、というのも大切なのであり、ある種個人の捉え方によるところも多いような気がする。…うん、やっぱり原爆ドーム見て感動、は個人的に変!なんか失礼です!

日本語って難しい。

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