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【気づきメモ】仕組み化と自動化をセットにすること

こんばんは
先日、仕組み化について書籍レビューnoteをまとめました。

『課題は仕組みで解決するんだー!!』って人周りにいませんか?

最近、「仕組み化」とか「自動化」とかとりあえず口にしてみたり、とりあえず実践してみたりする人多いですよね。
たしかに、仕組みで解決するのは素晴らしいと思います。口にすることでクレバーな印象も受けますしね。(ひねくれてる)笑

でも、そもそも「仕組み化」とか、あるいは「自動化」ってなに?って感じじゃないですか??
どちらも抽象的には人為的な迷いを無くし、スピードを早めるのに役立つような印象を受けると思いますが実際はどうでしょうか??

今日はそんな仕組み化と自動化についてのそれぞれの定義と、仕組み化の罠という論点でまとめてみたいと思います。

ちなみに先日のnoteはコチラ↓



仕組み化と自動化

・仕組化とは
仕組み化とは、意思決定を迅速かつ確実に行うプロセスのこと。主な目的は、迷いを減少させ、決定のスピードを加速することです。
例:毎週月曜の30分定例会議を通じて、ミスを早期発見・対応する。寝ててもその日はやってきてミスを発見できます。

・自動化とは
自動化は、一連の作業を人の介入なく機械やシステムが実行すること。主に、業務の効率化や人的ミスの削減を目的としています。
仕組み化が意思決定のプロセスを改善するならば、自動化はその実行部分を効率的にする役割を持ちます。と私は定義しています。


仕組み化と自動化の関連性

仕組み化によって業務の手順が明確になると、その業務を自動化する道が開かれます。
しかし、過度な仕組み化は柔軟性を失わせ、新しい変化に対応するスピードを遅くする可能性があります。
そして仕組化だけを推し進め、自動化がなされないと意思決定だけなされてアナログな部分が残り、工数は増え続け、現場は疲弊し、やがて組織は崩壊します。

仕組み化にはそこに対応するだけの余白や工夫が必要です。

仕組み化には人的リソースの確保、もしくは作業の自動化が必要なのです。


仕組み化に必要なこと

上述したように仕組み化を推し進めるだけではなく、そこには仕組み化に耐えられるくらいの余白や工夫が必要になります。
仕組み化による意思決定が"連続した良い意思決定"とすれば、そこには"連続した良い実行"が不可欠なのです。

要は仕組み化しよう!仕組み化に耐えられるキャパも見出そう!がセットであることが不可欠だと私は考えています。


まとめ

仕組み化はビジネスの推進力や人為的なミスをなくす非常に重要な方法ですが、しっかりと良い実行ができるバランスを見定める必要があります。

弊社も仕組み化にハマり、意思決定がガンガンなされるので事業自体は進むのですが意思決定の多さに比例しプロジェクトが増え、プロジェクトが増えたことにより工数が増え、最終的にキャパオーバーになり死にかけた経験をしています。笑
今では仕組み化に対して自動化と対応するだけの人的リソースの確保(捨てる会議の仕組みなども実行しています)をすることで非常に推進力をもって事業を進めています。

アイリスオーヤマの仕組み化の本を読んでみると、非常に高レベルの実行をし続ける仕組み化が成されています。
ただ、すげー!うちもやる!とそのまんま真似をすると絶対に組織崩壊が起きるなぁと感じました。
会社の規模や、従業員の人数、モチベーション管理など色んな要素をバランスよく見ながら仕組み化しないといけませんね。


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