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MIZUAME

これまでの鉄の古道具を叩くシリーズは、再構築(叩いたものを、どう組み合わせるか?)の段階でバリエーションを出してきました。白状すると、その前段階の「叩き方」は、主に2パターンのみだったんです。

ひとつ目は、「ぺちゃんこに叩く」
ふたつ目は、「ゴロッとした塊にする」

…よくまあ、この2つで引っ張ってきたなぁと思いつつ。
ここらで3つめの何かが欲しくなってきました。


ビヨーンと伸ばしてみよう。

鍛造の技法的には、叩いて伸ばすことは特に真新しいものではないです。だが、しかし!この技法、「硬く均一な鉄製品を有機的にする」という基本テーマと相性が良さそうだし、再構築する時に
・ぺちゃんこ系よりも、立体的にしやすい
・塊系よりも、軽やかにしやすい
というメリットも発見。これはなかなかにデカいぞ…!

試しにひとつ、作ってみました。蔓や新芽のような生命感を意識したオブジェです。うん、イケそうである。


まずはミニマムからいってみよう。

面白いビヨーンとは何ぞや。
まずはここから探っていきたいので、再構築は控え目に。
そしてアレコレ語りすぎると後で窮屈になるので、口数も控え目に。。

MIZUAMEと名付けました。お求めはこちらから。


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