小さい夜
冷たい風 と 輝る(ひかる)星
静かな部屋に ただ1人
ベランダでみつめる 人生観
崩れ去る音 かすかに響く
思わずかける 自己暗示
周りはあんなに輝いているのに
自分の場所だけ暗い気がして
沈んでいくのは陽と心
遠回りする帰り道 そのいつもの道が
夢までの距離なら いつも全力で走るのに
始まる 儚く 淡い夜
自分の夢に思いを馳せて
まだまだ遠いと今を視る
まだまだ長いと夜を見る
悩んだ末のその先は
果たして明るいものなのか
ハリも トゲも ある道を
裸足で進まなければならないのは
あの日の''小さな夜''から決まっていたのだろうか
あれから何度も頭を抱えているのに
自分の道だけ見えなくて
登っていくのは月と他人(ヒト)
ただひたすらに散る花を 見過ごすだけの
何も出来ない悔しさだけが 残されている
終わる 眩しく 照る夕陽
いつも見ていたあの夢は
とうに崩れ始めてた
遠くからでもわかってた
目指した夢はいつからか
自分自身の枷となり
心も身体も蝕まれ
叶わぬ夢を追い続けたのは
あの日の''小さな夜''があったからだろうか
ずっとわかっていたが視ないようにしていた
だってあの''小さな夜''は全てを壊して変えた夜だから
叶わぬとわかっても追い続けたのは
割れた破片がまだ輝いていたから
始まる 儚く 淡い夜
自分の夢に思いを馳せて
まだまだ遠いと今を視る
まだまだ長いと夜を見る
始まる 照らす 強い陽は
いつもその日を照らしても
私の道は照らしてくれない
その夢は叶えられてたのかな
あの日の''小さな夜''がなかったとしたら
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