ちょうど5年前。 大学1年生、知り合いのいない土地で念願の一人暮らしを始めた。 そして一人暮らし大学生が誰しもが通る道と言えば、やはり自炊である。 もちろん私も、自炊にドはまりした。バイト先が飲食店だったことも拍車をかけたのか、毎日毎日料理をした。様々な種類の調理器具や調味料を無駄に買い、自分の勘だけで作るなんてことが当たり前になってきた日、この言葉に出会う。 「料理は引き算である」 それまで当たり前のように作っていた料理も、少しの引き算で劇的に味が変わったりもした。た
いつだって 何度だって 君のことを想い続ける 願い続ける たとえそれが 僕の近くにいなくとも 少しでも君に この想いが伝わるように いつの間にか好きになって 君は気づいていたかもしれないけど 僕は君のその笑顔に 助けられていたんだ 何度も言葉を重ねてくれて ふと気づいた 君も僕を想ってるんじゃないかって それから何度か2人で会って 恋を言葉にしたあの日から 僕と君との距離のある恋が始まったんだ 気持ちはこんなに近くにあるのに いつだって 何度だって 君のことを想い続ける
本当って何 嘘って何 陽が眩しくて 見えなかったけれど 夜の静かな世界では 織り込まれたそれが 手に取るようにはっきりわかる 子どもの嘘は本当になって 大人の本当は嘘になる その人のスガタカタチが全く変わる あの時話した人はどうだろう あの時助けた人はどうだろう まっすぐ思っただけの考えでは すぐに嘘に翻弄される だから 夜を待とう 夜になるとあなたの嘘は 脆くたやすく剥がれ落ち 朝は輝いていたあなたの姿は 夜には黒くよどんでいる 「それが本当のあなたなのね」 するとあ
冷たい風 と 輝る(ひかる)星 静かな部屋に ただ1人 ベランダでみつめる 人生観 崩れ去る音 かすかに響く 思わずかける 自己暗示 周りはあんなに輝いているのに 自分の場所だけ暗い気がして 沈んでいくのは陽と心 遠回りする帰り道 そのいつもの道が 夢までの距離なら いつも全力で走るのに 始まる 儚く 淡い夜 自分の夢に思いを馳せて まだまだ遠いと今を視る まだまだ長いと夜を見る 悩んだ末のその先は 果たして明るいものなのか ハリも トゲも ある道を 裸足で進まなければ