北欧の神秘
美術鑑賞が趣味で、
現代美術以外は結構色々なジャンルを観てきたけど、
“近代北欧絵画”という括りは初めて接するので興味があった。
独特の自然環境より、
ナショナリズムの高まり
自然主義の波及
といった世の中の流れのほうが
アートの方向性を決めるんだな
ということを感じた。
そりゃそうだ。
人間だもの。
でもそのアートの方向性を模索する中で、
題材として意図的に選択される
独特の自然環境や伝承は、
確実にオリジナリティの一翼を担う。
ゆえに魅力的。
インド細密画を観た時
ラーマーヤナを読みたいと思ったけど、
今回も北欧神話やカレワラを読みたくなった。
あと、トロルについてもっと知りたい。
『3匹のやぎのがらがらどん』のトロルしか知らなかったから。
初めて知ったガーラル・ムンテが、大好きになった。
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