私的、魔法のヨーグルトソース
サンドウィッチソースの記事がご好評いただいているようで、つくってみたよという報告をたくさんいただいています。ありがとうございます。
以前、ジョン・ファブローの映画「シェフ」を観てキューバサンドにはまり、そこからホットサンドを作るようになって、いま我が家の朝ごはんは8割方がホットサンドになっています。
話がスライドしますが、OYATSUYA SUNは、僕(梅澤)がコーヒーのことや経営、写真やこういった文章などを担当していて、焼き菓子のレシピを開発して実際に焼いているのは妻(ちあきさん)です。僕は焼き菓子が焼けません。うまく役割分担して分業制でやっています。
分業制にすると得意不得意を補いあえるというメリットがありますが、体調不良やなんかでどちらかが稼働できなくなるとピンチです。このご時世ですからそれが一番怖いです。いや、一番怖いのは僕が奥さんに愛想をつかされて振られてしまうパターンですね(焼き菓子屋さんできなくなっちゃう)。
話をサンドウィッチに戻すと、何らかの理由によって焼き菓子が焼けなくなったらどうしようかな〜サンドウィッチとコーヒーとワインのお店でもやろうかな〜という妄想はしていて、そのお店で出すのにこのソースを使おうと思っています。
昼から夜までの営業で、コーヒーとナチュラルワインと、ワインのお供にもなるサンドウィッチ。スタンディングか背の高いスツールを並べて、コーヒーとサンドウィッチは持ち帰りにも対応。昼間にふらっと寄って一杯飲めたり、仕事のあとまっすぐ帰りたくない時に寄り道したり。サンドウィッチに使ってるバターとかチーズ、自家製のソースはお土産で買えるようにできたらいいな。
…などと妄想しています。
まあそれはともかく、お店を出さなくても美味しいサンドウィッチは作れるので家でぜひつくってみてください。
以下、レシピです。
1、マイルドハニーマスタード
・ヨーグルト…大さじ1
・オリーブオイル…大さじ半分
・はちみつ…大さじ半分
・マスタード…大さじ半分
・塩…適量
・胡椒…適量
小皿で混ぜてパンに塗ります。
ただのハニーマスタードに比べ、ヨーグルトの酸味がほのかに効いていて、お肉がさっぱり食べられます。
挟む具材は様々で、普段はハムやよく焼いたベーコンとチーズ。両面焼いた目玉焼きやツナも美味しい。前の晩の残りのお肉料理をラフに挟むのも楽しいです。
煮豚など、醤油味のお肉を挟む場合はマスタードを和辛子に変えると風味がマッチしてよりおいしいです。
2、レッドホットスパイシー
・ヨーグルト…大さじ1
・オリーブオイル…大さじ半分
・タバスコ…適量
・クミン…適量
・レモン果汁…適量
こちらも全て混ぜるだけ。
タバスコの辛味とクミンの香りが良いアクセントに。
今回具材はコンビーフに強めに黒胡椒を振ったものを挟んでいますが、プルドポークの様な甘辛く味付けをしたお肉にもよく合います。
タバスコとレモンでさっぱりとしたスパイシーさなので、サバサンドの様な癖があるもののソースにするのもおすすめです。
どちらも、材料や工程などはありふれたもので、簡単に作ることができます。ぜひお試しください〜!