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ダイアログ・イン・サイレンスの先行体験会に行ってきました。

ここ数年、耳が聞こえない友だちがいます。
でも、わたくし、手話はほとんど話せません。


耳が聞こえない友人たちは、
SNSで連絡取れたり、
会えば筆談してくれたり、
聞こえる人の唇の動きを読んでくれたりします。


とってもスムーズにコミュニケーションが取れるから、
ときどき障がいの存在を忘れてしまいそうになります。
でも、彼女、彼らは耳が聞こえない。
耳が聞こえないって、どういうことなんだろう。
どんな世界なんだろう。

日に日に興味が増していきます。
と、いうわけでダイアログ・イン・サイレンスの先行体験会に行ってきました。

ダイアログ・イン・サイレンスは、耳が聞こえない人の世界を体験できる空間。
施設は、東京・浜松町にあります。
白い壁、白い扉の向こうには、何が待っているのでしょうか?
怖いような、楽しみなような気分です。


耳が聞こえない世界を案内してくれるのは、耳が聞こえない人。
本日のアテンドは、やっくん。
舞台俳優を思わせる豊かな表情で出迎えてくれました。

白い部屋に入ると、白い部屋。
まず、防音のヘッドフォンみたいなものを着けます。
結構キュッと耳に蓋をする感じです。
周りの音が聞こえなくなると、自分の呼吸の音だけが響きました。

驚き。

詳しい体験は、現場でのお楽しみに。
と、いうことで、わたくしの感想を書かせていただきますね。

印象的だったのは、アイコンタクト。
実にカジュアルです。

もし、日常生活で言葉で会話しながら、じっと目を見られたら、
「え?変な格好してるかな?」とか
「え?好きなの?」とか、
「え?もしかして怒ってます?」とかアレコレ考えちゃいます。

でも、音の無い世界では、特別な意味は無さそう。
マンガの吹き出しみたいに、目でおしゃべりしてる感覚でした。
新鮮。

アテンドのやっくん、ナイスなアシスタントみちさん、
当日ご一緒してくれたみなさま。
ありがとうございました。

耳が聞こえない人の世界、
前よりちょっと、解像度が上がった気分です。

ダイアログ・イン・サイレンス
2024年12月1日(日)~2025年3月16日(日)まで開催予定です。
会場:ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」

※予約制です。



【関連の過去note記事】
目が見えない人の世界を体験できる空間、ダイアログ・イン・ザ・ダーク


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