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たまには砂糖を使わない栗料理をどうぞ:栗ときのこのポタージュ、カプチーノ仕立て

栗が大好きな大好きな私ですが、甘くない栗料理のレパートリーは残念ながらあまり多くありません。

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栗が苦手な方は「甘過ぎる」のが苦手だったり「ほくほくとした食感」が苦手な方が多いようです。

もちろん、嫌いな人に無理に食べてもらおうとは思いませんが、砂糖を使わない、お菓子ではない栗料理がもう少し市民権を得ても良いのではないかとも思うのです。

そんな思いから生まれたのがこのレシピ。

大量消費向きではありませんが、「甘い栗はちょっと…」という方や「モンブラン大好き!でもたまには…」という方にお試し頂けましたら幸いです。

【材料】(3〜4人分)
・栗 … 8〜10個
・お好みのきのこ … 80〜100g
・牛乳 … 500〜600ml
・塩 … 適量

【作り方】
1、栗は一晩水に浸けておき、鬼皮(外側の固い皮)と渋皮(内側の茶色い薄皮)を一緒にむきます。

2、皮をむいた栗とたっぷりの水を鍋に入れて、竹串がスッと刺さるくらい柔らかく茹でます。

3、栗の茹で汁をボウルなどにあけて取っておき、牛乳の分量のうち50〜80mlもマグカップ取っておき、残りの牛乳ときのこを鍋に入れてきのこが柔らかくなるまで煮ます。

4、きのこが柔らかくなったら、粗熱を取ってからミキサーにかけます。とろみが濃過ぎるようなら3で取っておいた栗の茹で汁を少量ずつ足して好みの濃さにして下さい。

5、ミキサーから鍋に戻して温めながら、塩で味を整えます。飾りに3で取って置いた牛乳をレンジで20〜30秒ほど温めて泡立て器やミルクフォーマーなどで泡だてて、器に盛り付けたポタージュの上に乗せて出来上がり。

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【ポイント】
・きのこは出来ればポルチーニ茸がおすすめです。

・ポルチーニ茸を使う場合は乾燥のもの20gを200mlの水でゆっくり戻して(4〜5時間)、戻し汁はキッチンペーパーで濾してから、仕上げで濃さを調節する際に入れて下さい。

・濃さを調整する時に入れる液体は、
ポルチーニ茸の戻し汁全量>栗の茹で汁>牛乳
の順で入れて下さい。

・ポルチーニ茸以外のきのこの場合は、しめじ、エリンギ、しいたけなどがおすすめです。

・舞茸を使うと色がかなり黒っぽくなるので見た目を気にしなければ舞茸でもOK

・カプチーノ仕立てにしなくても美味しくお召し上がり頂けます。

・バゲットなどをひたパンするのもおすすめです。

・たくさん作った場合は、濃い目のまま冷凍しておき、ドリアやグラタンのホワイトソース代わりに使うのもおすすめです。チーズとの相性も良いです。グラタンの具にはさつまいも、きのこ、人参、かぶなどの根菜類と鶏肉がおすすめです。


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