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私が1番好きな炊込みご飯:鯛めしの作り方

私と娘が1番好きな炊込みご飯、それは…

鯛めし

です。

お祝い事の定番メニューですし、鯛を尾頭付きで炊込むのは勇気が要りますし、何よりせっかく炊き上がったのに、チマチマと骨を外して混ぜるまで食べられないので、ハードルの高い料理の1つなのではないかと思います。

ところが、ですよ?

普段の食事には尾頭付きなんて必要ないので、切り身で作ったら「なんて簡単なの!」と驚いてしまいます。

真鯛の旬は春と秋の2回あり、春の鯛は「桜鯛」、秋の鯛は「紅葉鯛」と言って珍重されます。今は桜鯛のシーズンなので、お手頃のち鯛やちこ鯛が並んでいることもありますね。

鯛は養殖ものも多く流通しているので、比較的価格が安定している魚の1つでもあります。

では、早速作ってみましょう。

【材料】(3〜4人分)
・鯛の切り身(焼物用) … 2切れ
・米 … 2合
・塩 … 小さじ1

【作り方】

1、米は研いで炊飯器の2合の目盛に水加減してから大さじ1杯分を除き、塩を入れてひと混ぜして、浸水しておく

2、鯛の切り身は新鮮なものであればそのまま使い、前日以前に購入したものなら塩ふたつまみ(分量外)を両面に振って15分ほど置き、出てきた水気を良く拭き取る

3、予熱した魚焼きグリルやトースターなどにくしゃくしゃにシワを寄せたアルミホイルを敷いて、その上に2の切り身を乗せ、皮に焦げ目がつく程度に3〜5分焼く

4、お米を浸水している炊飯器の内釜に軽く焼いた鯛を乗せ、普通に炊飯する

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5、炊き上がったら、切り身の骨を菜箸などで丁寧に取除き、ふっくら混ぜて出来上がり

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炊き立てをふんわりよそって、召し上がれ!

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【ポイント】

・焼物用の切り身が無い場合は、3枚におろしてもらったものでもOK。その場合は、先に骨を抜いておけば炊き立てをすぐに食べられます。

・鯛はとてもいい出汁が出るうま味の強い魚なので、昆布など他の出汁は要りません。

・切り身が小さかったり1切れで2合炊きたい場合は、5cm程度の昆布と酒を大さじ1入れると美味しく炊けます。

・鯛以外の白身魚も昆布と一緒に同様に炊込むと美味しいです。

最高に美味しいので!

是非お試し下さい!

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古谷 真知子:家庭料理のコンシェルジュ
試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!