たけのこ祭り2020
毎年この時期になると実家から文字通り山ほどのタケノコが届く我が家。
先日、母から受け継いだ定番タケノコ料理をこちらでご紹介しました。
基本的に、タケノコのシーズンは食卓に常にタケノコが並ぶ家だったので、上のタケノコレシピはほとんどがタケノコのみで作れるメニューばかりです。
「雨後の筍」の言葉通り、どんどんどんどん生えてくるので、タケノコ以外の食材を一緒に使ってカサ増ししている場合では無いのです。
ですが、実家を離れるとやはり朝採りしてもらったところで最短でも翌日昼前になってしまうのと、送ってもらうと皮が嵩張るので送料がもったいないのもあり、少しずつ食べる量が減って来るかと思いきや、そうでもないんですよね…
自然のものなので、多少の豊作不作があるので少ない年もあるにはありますが、基本的にシーズン中2〜3回は送られて来ます。
今回は、その第一弾を我が家でどのようにして食べたかをご紹介致します。
↑の記事にもあるように、タケノコが届くとまずはアク抜きをして、全て部位毎に使いやすいように切ってしまいます。
コレが
こうなります。
では、それぞれ使っていきますね。
ラー油炒め
コレはタケノコだけを使ったお料理で1番美味しいと思っているもので、夫も大好きなので届くと毎回作ります。
レシピは上記のリンク記事に書いてあるのでそちらをご覧下さいませ。
ご飯もお酒も進むので、是非お試しを!
タケノコとベーコンの炊込みご飯
今年初めて作ったお料理で家族に1番人気だったのがコチラです。
お米2合を研いで少なめに水加減したら塩小さじ1/2〜1を入れて軽く混ぜ、薄切りしたタケノコとベーコンをお米に乗せて炊きます。
ベーコンは出来るだけ美味しいものを使うと仕上がりが違います。
ブロックベーコンを厚めの短冊に切ったものがおススメです。
炊いている間にベーコンの脂と旨味が出て、米が旨味を吸い、脂でコーティングされる事で少しパラッとしたピラフ風の炊き上がりになります。
タケノコの下ごしらえさえ出来ていればめっちゃ簡単なのに、丁寧に炒めて炊いたピラフみたいな仕上がりなので、おもてなしにもピッタリです!
ベーコンの旨味とボリュームで、ベーシックなタケノコご飯をあまり喜ばない子供たちも気に入ったようでした。
若竹汁
姫皮とわかめを使った若竹汁です。
今回はお澄ましにしていますが、もし少しえぐみが気になるようならみそ汁にしてしまうのもおススメです。
みその濃い風味でイヤな味をマスキング出来ます。
タケノコ料理の定番にわかめとタケノコを煮た若竹煮がありますが、私は少し苦手なのです。
食感が違い過ぎるからなのかわかりませんが、あまり好きではないのです。
でも、この若竹汁は好きなんです。姫皮とわかめの組合せは良いと思うんですよね。
ゴロゴロタケノコ焼売
角切りのタケノコは大抵五目飯の具にして冷凍してしまうのですが、今年は諸事情(↓)により冷凍庫がいっぱいだったため、肉まんか焼売か餃子にしようと思っていました。
ひき肉と焼売の皮を買って来て、玉ねぎと椎茸を刻んで餡を作り雑に包んで蒸し上げます。餃子と違って焼売は雑に包んでもそれなりに美味しく出来るので、餃子包むの難しい方は是非お試しを。
このくらい雑でも大丈夫です。
ほら、大丈夫でしょう?(笑)
タケノコと牛肉のフォー
たまたまシンク下の大掃除をしていたら、頂いて忘れていたフォーを発掘したので使いました。(フォーを見つけなければオイスターソースで炒める予定でした)
フォーを温めつつ、牛肉、タケノコ、椎茸、ニラも煮てしまいます。
牛肉の旨味が出るので、味付けはナンプラーと塩だけでアッサリと。
ライムがあれば完璧です。
フォーでなくても、肉うどんやすき焼きうどんなどの濃い目の味付けのうどんや山菜そばに入れるのも美味しいですね!
メンマ代わりにラー油炒めをラーメンに乗せるのも美味しいですよ!
是非お試し下さいませ。