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うつ病の人の「白黒思考・認知の歪み」は至極まっとうな思考態度だ!

私の妻はうつ病です(今は寛解しています)。私の妻も(人の好き嫌いに対して)白黒思考に陥ってしまいがちだったので、思い切って


「人の縁なんてどう転ぶか分からないのだから、スパーンとすぐに敵・味方を決めない方が良い。」

当時の私がうつ病の白黒思考に対して思っていたこと

と訴えました。すると

「それは、ただ偉そうに上から目線のクソバイスをしたがっているようにしか見えない。ずるい」

それ対する妻の反論

というカウンターパンチが返ってきました。


そういった対話を繰り返していくうちに、私の考えは徐々に変わりました。確かに、嫌いな人って、出会った瞬間から嫌いになることはなく

「最初は好きだったのに、味方だと思っていたのに、ある日突然裏切られた」

嫌いな人が生まれる瞬間

という胸糞悪い経験の直後から嫌いになると思うのです。そういう経験があると、誰でも

「裏切りのサインを見落とした私が悪かったのだ。今後はそういった裏切りのサインを見落とさないようにしなければ」

白黒思考の始まり

と注意深くなり、最終的に白黒思考に至るのは至極当然であるように(うつ病ではない私も)感じます。