衰退しても、お金で買えない価値が日本にある
日本は明らかに衰退の一途をたどっています。
物価・税金が徐々に高くなっていると肌で感じます。
読者の皆さまも肌で感じていることと思います。
そんな衰退の一途をたどっているにも関わらず、お金で買えない価値がこの日本にはあるのです。それは
暴動・クーデターが全く起きない
この一点に尽きます！（だからこそ、構造変革も起きず、従ってグローバル化にも対応できずに衰退へとまっしぐら、なのですが）
暴動・クーデターを全く起こさない国民性は、義務教育によって育まれています。
協調性を育む
みんな仲良く・友達100人できるかな
all for one, one for all
順位付けしない運動会
みんな一緒にランチを食べ始め
みんな一緒にランチを食べ終える
ランチ後はみんな一緒に掃除をする
「戦争反対！」を訴える体育の先生に、「前へならえ！」と軍隊のような整列を叩きこまれる
よく分からない校則を守らせることで「社会のルールを守る人」を育くもうとしている
とにかく社会のルールを破ってはならない
「いじめ」はじゃれあいなので、愛想笑いでその場をやり過ごさないといけない。「感情を爆発させて和を乱してはいけない」という社会のルールを破ってはいけない
「いじめ」に我慢できずに感情を爆発させた人が「ルールを破った者」として処罰の対象に祭り上げられる
といった義務教育のおかげで
ルールを素直に守る（暴動・クーデターを起こさない）
レアな国民性に仕上がっている
ということです。
あと、一応、日本は選挙で政治家を選んでいるので、「民主主義」が大好きな西側諸国が
「日本は我々西側諸国の一員だ」
と思って下さっている点も「お金で買えない価値」ですね（皮肉）。
どういうことかと申しますと、
もし万が一、どっかの東側諸国（すなわち独裁国家）から攻められて、日本が占領されてしまうと、あのバカでかい太平洋が一気にその独裁国家のテリトリーになってしまいます。
それはアメリカにとって大きな不利益ですから、その独裁国家に対して反撃せざるを得ないことでしょう。
まさか、日米同盟という名の``ルール"があるから、有事の時もアメリカが協力して下さる、と、お花畑になってはいないですよね？？
さて、これまでの冗談はさておき、本当の「お金で買えない価値」を以下に述べます。それは、何と言っても
海の国境
です！
何故なら、海の国境のおかげで銃・麻薬などの密輸・密入国が格段に難しいからです。
日本で銃乱射事件はほとんど起きないですよね。
私がアメリカに住んでいたときは、地域のメーリングリストから
「近くで銃撃事件が起きたので気を付けましょう」
と時々流れていました。
日本では、子供が一人で夜道を歩く姿をよく見かけますが、海外ではあり得ないことですね。カナダだと近隣住民から通報され、虐待に認定されます。
衰退の一途をたどっていることウンヌン関係なく、「海の国境」にこそ、お金で買えない価値があります。
その点こそ、我々日本人の誇りです！
（↑↑↑半分本気ですが、少し皮肉も混ぜて言っています。）