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【牧之原から「おいしい」を届ける】静岡県で新規就農し活躍するご姉弟の話

こんにちは、産直アウルです🦉
あっという間に桜の季節が終わってしまいましたね🌸

先月は静岡県に行ってきました!
今回の訪問は、静岡県 牧之原市『もぐはぐ農園』代表の五野上さんと、
弟さんで『みずたま農園製茶場』代表の植田さんにお話を聞いてきました
(アウルで大人気の2軒がご姉弟だと初めて知り、びっくりでした!)
今回は訪問メンバーの古澤がレポートします🙋‍♀️


もぐはぐ農園について

アウルでも大人気の『もぐはぐ農園』の五野上さんは、
静岡県牧之原市の豊かな自然の中、子育てと野菜作りを楽しんでいます。

農業との出会い

「こんな野菜を自分で作り、子供に食べさせたい」

きっかけは出産時の里帰りの頃、
お祖母さまが家庭菜園で作っていたお野菜があまりにも美味しくて衝撃を受けたことだそう。
「こんな野菜を自分で作り、子供に食べさせたい」と強く思った五野上さんは、それまで土も触った事がなかったそうですがお祖母さまを手伝い家庭菜園として野菜作りを始めたそうです。

そうして家庭菜園を続け野菜を道の駅にも出品するようになったある日。
道の駅のお客さんに「国産のパプリカが食べたい」と言われ、
それをきっかけにハウスでのパプリカ栽培を始めました。
うまく育ったものをさらに拡大し、現在ハウスの管理は85歳のお祖母さまが行なっています。

『もぐはぐ農園』では、パプリカをはじめ野菜セットや果物など四季を通して旬の食材を販売しています。

https://owl-food.com/products/7299

また、産直アウルでの購入件数は4,000件を突破し、レビュー点数も4.88点(5点満点)という高評価。サービス内でも「大人気」と言えるほどの生産者さんとして販売されています。

農園のこだわり

土は腸内環境。土づくりにはお茶の葉を活用

そんな『もぐはぐ農園』のこだわりは土づくりにあるといいます。
「土は腸内環境だと考えられる。いい土で作るのがこだわり。」と話す五野上さん。
代々お茶農家だったため、家庭菜園の頃から、工場で出た廃棄されるお茶の葉のかすを肥料として活用し野菜を栽培しています。

また、農薬などもあまり使わないように工夫しているそうで、アブラムシに牛乳をかけるなどトライアンドエラーを繰り返して独自の方法を模索してきたそうです。

みずたま農園製茶場について

もぐはぐ農園の五野上さんの弟さんの植田さんは、ご家族でお茶畑と製茶工場を経営されています。(なんと明治45年からお茶作りをされてるとか!)

以前 IT業界で働いていらっしゃった植田さんは、
脱サラしお茶農家であり日本茶インストラクター・茶師として活動されています。

現在『みずたま農園製茶場』では、加工方法を変えた茶葉の種類が130種ほどあり、夏や秋に作る茶葉は、私たちが飲んでいるペットボトルのお茶になっているものもあるそうです。

製茶の秘密を見学

1日20トンの茶葉を加工

今回、普段目にすることのない製茶場を特別に案内していただきました!

お茶の品質や希少価値・価格は収穫時期で決まるといい、
時期が早いほど高くなるそうで「みるい葉っぱが良いものですね。」
と言っていました。(「みるい」って、静岡の方言で「若い」って意味らしいです!初めて聞きました😆)
収穫は機械で行なっており、運転しながら摘み取っていきます。

製茶場では、30軒ほどの生産者さんの茶葉と合わせて
1日約2万キロ(=20トン!)の茶葉を加工しています。
加工の基本は「蒸し」で、
蒸し具合は茶葉によるのでその都度確認していて、機械が多いのは力加減の差をつけるためだそうです。


元々茶葉作りにある「人の手で揉んで加工する技術」を機械で行なっています。

機械化が進む中、手作りで行う場合もあるそうで、植田さんは「人の手で作る方が作れる量が少ないため、価値が上がります。この場合は収穫も手作業で行います。」と話していました。

蒸した後は一度力をかけて水を抜き、柔らかくしていきます。
じっくり乾燥させると、20トンだった茶葉は5分の1程度の重さに減っているそうです。

さらに網や静電気、色彩などで選別し悪い茶葉を弾いて選別します。
20%は破棄となってしまうそうですが、もぐはぐ農園の栽培用肥料などに活用されています。

最後に混ぜ合わせの作業を経て茶葉が完成するそうです。

緑茶にとどまらない商品開発

『みずたま農園製茶場』では緑茶だけでなく、独自の発酵技術で「和紅茶」も販売されています。こちらの火ノ丸紅茶はフルーティーで甘い香り、まろやかでやさしい口当たりが特徴だそう✨個人的には、いちごとレモンを入れた冷たいフルーツティーで楽しみたいです

https://owl-food.com/products/22967


また、以前は大学の先生の縁でコンペを行い、学生さんとのコラボで添加物なしの花茶シリーズを販売したそうです。
こちらは今の季節にぴったり、桜の葉と緑茶をミックスしたフレーバーティー🌸

https://owl-food.com/products/53385

さいごに

いかがでしたでしょうか?
家庭菜園から産直アウルでの大人気生産者にまで農園を成長させた五野上さんと、100年以上昔から続くお茶づくりをどんどんアップデートし続ける植田さん。並々ならぬ時間と熱意が伝わり、とても素敵だなと思いました。

静岡牧之原を盛り上げる素敵なご姉弟にお話を聞くことができ、良い時間を送ることができました!

農園と製茶場の情報はこちらからご覧いただけます!↓

https://owl-food.com/sellers/1742

https://owl-food.com/sellers/952


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